2013年11月21日

今日のワード:プラチナバンド



無線通信に使う電波周波数帯のうち、700MHz〜900MHzのことを指す。
総務省の「電波利用料制度に関する専門調査会」では「ゴールデンバンド」と呼んでいたが、日経BP社が「プラチナバンド」と名づけ、こちらのほうが認知されている。

周波数帯の特性として、アンテナが建物の影になっていても受信しやすいという「回り込み」に優れていること、また、受信アンテナの設計時に小型化しやすいことから、携帯電話などの機器利用に適しており、「価値の高い周波数帯」としてゴールデン、プラチナと称される。

また、価値が高いために、すでに事業者によって占有されており、めったに手に出来ないという意味もこめられている。

現在無線通信事業者の3.9G、LTEでのプラチナバンド使用は、
ドコモ:Xi(800MHz) 2012年11月から順次エリア拡大
    Xi(700MHz) 2014年以降開始予定
au KDDI:CDMA 1X WIN(800MHz) 2012年11月から順次エリア拡大
    :au 4G LTE(700MHz) 2014年以降開始予定
ソフトバンク:LTEについてはプラチナバンドをほぼ使えず、
       2.1GHz帯および1.5GHz帯を使用。
       2014年春以降に900MHz帯を本格使用開始予定
という状況になっている。全体としてはKDDIが有利、ソフトバンクが不利な戦況。

最近は2.5GHz帯がUQコミュニケーションズに割り当てられ、ソフトバンクは将来的な「電波不足」に悩まされている。イーモバイルやウィルコム、WCPなどグループ会社の電波資源の活用、および割り当てられている900MHzの整理が、ソフトバンクの急務となっている。

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posted by ゴンザ at 10:31 | 静岡 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月07日

今日のワード:第1類医薬品

医師による処方箋を必要とせずに、消費者が自らの意思で購入できる「一般用医薬品」のうち、副作用等による健康被害に対し、特に注意が必要なもの。2009年施行の改正薬事法で第1類〜第3類の3つに分けられた。1が最もリスクが高く、3が低くなっている。

第1類医薬品は、消費者が購入しようとする場合、現在の法律では「薬剤師による対面での情報提供」が必要である。ドラッグストアなどで「現在薬剤師が不在のためこの薬品は販売できません」という札がかかっていることがあるのは、このためである。

改正薬事法ではこのように、第1類医薬品は対面販売者に限定。
第2類、第3類については「登録販売業者」=「薬屋さん」ならば、扱うことができ、通信販売が可能である。

ただし、法の1ランク下のものと言える「厚生労働省省令」では、対面販売を原則としたため、一般医薬品通販は第3類も含めてすべて「省令違反」となっていた。
ちなみに第3類とは、チョコラBB、イソジン、アイボン洗眼液などである。

この現状に対し大手薬品通販会社ケンコーコムは、ネットでの第2類・第3類医薬品通信販売を行い、
「省令が社会の実情、需要にそぐわない」として訴訟を起こしていた。
その訴訟でケンコーコムが2013年1月に最高裁勝訴を勝ち取ったことから、薬事法における「対面販売の堅持、通信販売の禁止」は事実上の解禁と解釈され、第1類を含め、現在まで販売が行われていた。

政府当局は、この事態を整理するために、規制改革会議と厚生労働省を中心に新しいルールづくりを急いでいた。
安倍首相は「全面解禁に向けて」という姿勢を当初打ち出していたが、今回発表された新ルールは、一切通販NGの品目もあり、新薬については市販後最大3年間は通販禁止など、全面解禁にはかなり遠いものとなっている。

消費者の利便性と、副作用や犯罪利用の危険性。
2つの相反する要素を含む問題のため、今後も紛糾が予想される。

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posted by ゴンザ at 10:47 | 静岡 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月06日

今日のワード:インライン

英:in-line 直列の、一列に並んだ

ITの分野ではプログラムや文章などへの、テキストコードの「埋め込み」を意味することが多い。
わかりやすい例では、メールの返信がある。

相手からのメール内容を引用して、数行ごとに1問1答のような形で返答するのを「インラインコメント」「インラインでの返信」と言う。

具体的には

> 11月11日(月)午前中ではいかがでしょうか?

すみません、その日終日出張です。

> 弊社は2人で伺う予定です。御社は何人いらっしゃいますか?

課長の鈴木、サービス企画担当の佐藤、私の3人の予定です。

以上のような形である。インラインでの返信は、非常にビジネスライクな形式のため、社外に対しては「インラインで失礼します」などと非礼をわびてから行うことが慣習となっている。

プログラミングでは、「ひとかたまりの処理」の命令群を、その処理が行われる箇所に、直接埋め込むことをインライン処理という。
関数やサブルーチンなどに定義した「ひとかたまりの処理」を逐次呼び出すよりも一般的に処理が高速化されるが、プログラムが長くなる。

XMLの分野では、テキストの構造を規定する<H1>や<P>などのタグを「ブロックレベル要素」と呼ぶのに対し、何らかの機能や処理、修飾などを埋め込む<a href=""><i>などのタグを「インライン要素」と呼んでいる。

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posted by ゴンザ at 11:40 | 静岡 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月01日

今日のワード:ネットワーク外部性

ネットワークと名前がついているが、ICTネットワーク、インターネットとは直接関係はない。

「ネットワーク外部性」とは、ある「モノ」のユーザが増えるにしたがって、その「モノ」から得られる便益が増大するという性質。

一番わかりやすいのは、ソフトバンクのホワイトプラン。
周りにホワイトプランユーザが増えれば増えるほど、無料通話、無料メールという便益が増す。

その「モノ」自体ではなく、周辺とのつながりが便益を生み出すのが、「ネットワーク外部性」の本質と言えよう。

ネットワーク外部性は、規格やフォーマットでよく表れる。
Windowsユーザが増えれば、周辺機器や対応ソフトも増えて、サポートも受けられて、使いやすい。
iPhoneユーザが増えれば、ケースやアプリが充実して、面白い情報も周りと教えあえる。
相乗効果、あるいは好循環に乗ってどんどんユーザが増え、それに従ってサービスやコンテンツが充実する。

ユーザが増えなければ「循環」を作れず、逆に「悪循環」に陥って、「モノ」自体の価値は低いままである。
こうした現象はビデオテープの「VHS 対 ベータ」などにも良く表れている。

近年は、ユーザも賢くなり、どの規格が「勝ち組」となるか、見定めてから購入を決断するようになったため、「ネットワーク外部性」を要因とする買い控えがしばしば起きている。

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posted by ゴンザ at 11:23 | 静岡 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする