2010年12月17日

奥華子ライブ in 静岡AOI

奥華子さんのライブから、先ほど帰ってきましたー。
うたかた.jpg
at 静岡駅北口すぐ左、静岡中央郵便局ビル「静岡AOI」でございます。

前々から聴いてみたいと思っていた奥華子さんのライブ。なに? すぐそばでやる? 行くでしょ。

結論から申し上げますと、ほんっとにいいライブでした。ザ・ライブ! 生の楽しさ。触れ合い。心の交流。一体感。私が愛してやまないPerfumeとは、同じ軸がありつつも、どこかベクトルの違うアットホームな空気に包まれていました。

違和感をすぐ感知する私には、いろいろ気になるところがありましたよ。

ライブ序盤、スピーカ音がとんがりすぎてる、もっとまろやかに調整したほうがいい、とか。
PAの調整が甘くて、曲の途中でマイクが切れるってシャレにならん、とか。
観客よ、携帯の電源は切れ、マナーモードでビービー震えさせるな、とか。
遅れてきた観客を席まで案内する係が、あんなコツコツ音のでる靴履くなよ、とか。
1階ど真ん中で、絶妙のタイミングででかい咳払いするオッサンはなんとかならんのか、とか。

そんな細かい私のイライラをふっ飛ばしてくれるほど、奥華子さんの曲、詩、歌声、語ること、サービス精神、感謝の心は大きくて温かいものでした。

私が座ったのは、2階の両脇に延びるバルコニー席。席番号を見たらBL列ってなっているんで、「BLってなんだ? ボーイズラブか?」と首をひねっていたんですが、バルコニーだったんですね。

これが2階とはいえ、なかなかの良席。ゆったりとスペースが使えるVIPっぽいところでした。

観客層は、幅広いです。老若男女入り混じり。女子高生くらいの女の子が多かったような気がしますが、それは私が男だから、野郎なんざカウントしてないからかもしれません。

奥華子さんはやっぱりあの声がいいですね。まろやかなボイス。さすが路上ライブで修行をつんだだけあって、MCもしっかりとこなします。ゆっくりとかみ締めるように、間をしっかりとりながら、落とすところはちゃんと落としてくる。すばらしい。

歌を通して感じたのは、ああ、この人は色んな自己矛盾や葛藤の中でのたうちまわってきた人なんだろうなあ、ということでした。悩んでもしょうがないことで、悩んで、悩んで、悩みぬいて、しまいには何に悩んでいたのかさえ見失って、それでも悩み続けていると、ぽっかり広場に出て、足元に「宝もの」が転がっている。そんな経験を懲りずに繰り返す人なのではないかと思います。

自分で悩む。人にどう生きるべきかを教えてもらおうとする人より、自分で悩みぬいた人の人生が深いのは当たり前です。何が大切か、迷いながらも結局は見つけます。ただ、しんどい生き方です。不器用な人間にはそれしか出来ないので、そうするしかないのですけれど。

さて、ライブの内容のほうですが……雰囲気は、ほんとアットホームというか家庭的。なんでしょう、彼女のあのある意味「オーラの無さ」。なんか「頑張ってるいとこ」みたいな距離感で見ることの出来る自然体な「普通さ」。その普通の人から、あふれ出る言葉とメロディー。観客がそれを温かく見守る。いいですね。ぬくもりのあるライブ。

いろいろサプライズも用意してくれました。まずは彼女の裏の代表曲「ガストのCMソング」。

を生で歌ってくれました。

実は現在のCMソングクイーンと言っていい彼女なのです。他にも

お部屋探し「マスト」なんかもあります。

CMソングクイーンには、ツアー中に「ご当地CMソング」を歌ってくれると現地人としてはうれしいですね。静岡なら「学生服のヤマダ」とか「こっこ」とか「あなたの街の信金は」とか。著作権的にクリアするのが難しいのかな?

今回はアルバム「うたかた」
【送料無料】うたかた

【送料無料】うたかた

価格:3,000円(税込、送料別)

中心のセットリストでしたが、彼女自身が「代表曲」として考えているものも歌ってくれました。一番有名なのは、やっぱりこれでしょう。


アニメ版『時をかける少女』の主題歌です。

さてさて、他にもサプライズ企画。即興で静岡の歌を作っちゃいますのコーナー! 会場から出された「静岡らしい言葉」を集めてその場で曲を作っちゃおう、というアグレッシブなチャレンジです。

出てきたキーワードは「富士山」「お茶」「黒はんぺん」「おでん缶」「ちびまるこちゃん」ってところでしたかね? 「ガンダム」は、きちんとガンダムと静岡の関係を説明できる観客がいなくて、却下です。

奥華子さんは、「黒はんぺん」と「ちびまるこちゃん」に激しく食いついていました。何度も静岡に来ているのに、「黒はんぺん」を知らないとか、「ちびまるこちゃん」の舞台が清水と知らないとはいけませんなー。最後はまるちゃんでオチをつけてました。

で、一番のサプライズは、華子さん、明るい歌を歌います、と宣言してからなにやら突然ステージからはけてしまいました。「???」ときょろきょろしていると、わっと歓声が。2階席にダッシュで登場。私のすぐそばに現れて席の後ろを通っていきましたよ華子さん。そして2階席3階席付近を回りながら1曲歌ってくれました。

立派な会場でも、路上ライブ感覚で、サービスを忘れない。すべては観客に報いるために。Perfumeと同じ、苦労人のエンターテイナーならではの真心を感じました。

で、けっこう驚いたのが、アンコールでした。このアンコールは……むしろクライマックスじゃね? オマケじゃないですよ。メドレー的に次々と名曲を繰り出しながら、手拍子に立ってダンスに、観客も歌うって、アンコールの概念超えてます。会場はすっかり一体です。いいですねえ。ライブです!

さんざん拍手して、最後にはけるとき、なんと「みなさんと触れ合いたいので、出口で待ってます!」なんとまあ、大出血サービスですよ。観客ほぼ全員とハイタッチでお別れです。

このライブ、私が最近歳を重ねて痛感する「感謝」と「縁」を、再確認させてくれるものでした。人の一生は一回。そこで人と出会うのは、奇跡であり運命。生きていられることに感謝。そして、人生はうたかた。すべてが変わりゆく。だったら、自分は自分の思うように。自分が大切だ、楽しいと思える時間をたくさんにできるように生きたいものです。

奥華子さん、気持ちのいいライブ、ありがとうございました。また行きます。

……あんまりブレイクしないでくださいね。今くらいの会場がちょうどいいです。

<ゴンザ>

▼1クリックで救える魂がある!▼(私の魂です)
拍手する   にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 静岡(市)情報へ



posted by ゴンザ at 23:02 | 静岡 ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | しぞーか日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ゆうべは おつかれさま。

「せきばらいの おじさん」の 真後ろに いました。
(タオルかしてあげればよかった。でも,ツアーグッズのマフラータオルしかなかったんだ…。)

ツイッターまとめましたので よろしければ ご覧ください。
http://togetter.com/li/80277
Posted by きんちょ at 2010年12月18日 11:47
きんちょさん、「いらっしゃいませ」。
※ライブに来た方にしかわからないネタ。

まとめおつかれさまでした。
とってもよいライブでしたね。
私もいろいろなものに行ってますが、あんなにアンケート回答率の高いライブはなかなかありません。彼女は「だいじょうぶ」ですね。
Posted by ゴンザ at 2010年12月18日 12:47
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック