2005年02月24日

謎解き『イニシエーション・ラブ』 第6章 おまけ

【追記 2015.5.23.Sat】
映画『イニシエーション・ラブ』観てきました



【警告!】
この下の文は小説『イニシエーション・ラブ』のネタばらし解説です!
『イニシエーション・ラブ』を読んだことのある人以外は、この下の記事を読むのは絶対にやめましょう!
かなりの長文なので、文字反転などのテクニックも使っていません!
















【目次】
  序章  時系列データ
  第1章 時制のトリック
  第2章 すり替えのトリック
  第3章 交錯ポイントと心理の動き
  第4章 暗示と象徴
  第5章 「静岡ローカル小説」としての『イニシエーション・ラブ』
  第6章 おまけ


第6章 おまけ
ちょっと引っかかった部分を最後にいくつか。

6−1)蓬莱美由紀の謎
物語の終盤になって現れる石丸美弥子の姉で、女優の蓬莱美由紀。どう考えても物語に関係があるとは思えない存在なのですが、いきなりとってつけたように出現します。しかも

「あ、じゃあ蓬莱美由紀とも会えるってこと?」(B面255ページ11行目)

美弥子の姉が蓬莱美由紀だということを知ったのはつい最近である。蓬莱美由紀もけっこうな美人だが、美弥子とはタイプが違っていたし、年も離れていたので、(僕が十歳とかそのくらいのときに、ドラマで高校生役をやっていたのを憶えている)、最初にそのことを知らされたときには、まさかと思った。
ただし美弥子は、七歳年上の姉とはあまりうまくいっていないという。(B面255ページ16行目)

会話を交わしているのは僕と美弥子と彼女の両親の四人だけで、蓬莱美由紀(というのは芸名で、本名は石丸美由紀──結婚後は鷲尾美由紀)と、その夫の鷲尾さんは、ほとんど会話には加わらず、ただ目の前に出された料理を片付けているという感じだった。(B面260ページ7行目)

とけっこうな字数を割いて、しつこく解説がされています。いったいこれにはどんな意味があるのでしょうか? 乾くるみ氏の過去の作品に出てきた、あるいはこれから出すつもりのキャラクターなのでしょうか?

ところで、『イニシエーション・ラブ』という題名は作品中で石丸さんが言うように、「通過儀礼としての恋愛」ということですが、それぞれのキャラクターは「イニシエーションの連鎖」でつながっています。イニシエーションを受けた人が、イニシエーションをもたらす存在へ。「天童⇒石丸美弥子⇒辰也⇒マユ⇒夕樹」という順序で、通過儀礼をもたらしています。

ちょっと思ったのですが、蓬莱美由紀が連鎖の中に入るとしたら、面白いですね。つまり「天童にイニシエーションをもたらしたのが蓬莱美由紀」という展開。
天童は演劇人であり、蓬莱美由紀は女優ですから、接点はあります。また美弥子の7つ年上ですから、天童よりもいくつか年上ですね。蓬莱美由紀に翻弄された天童。それによって「ただし美弥子は、七歳年上の姉とはあまりうまくいっていない」という状況が生まれたのかも?

さらに蓬莱美由紀の旦那の鷲尾さんが加わって、連鎖は「「鷲尾⇒蓬莱美由紀⇒天童⇒石丸美弥子⇒辰也⇒マユ⇒夕樹」。これで夕樹と鷲尾さんが親戚だとかいう因縁が重なれば、因果はめぐる糸車って感じですね。

[追記]
後で知ったことなのですが、4−1でも触れたように、天童は『塔の断章』にも『リピート』にも出てくる、タロットシリーズを貫く登場人物だそうです。

ふむ。そうなるとちらっとだけ出てくるこの「蓬莱美由紀」、他のタロットシリーズに登場させるための布石という可能性が出てきました。

タロットの番人・天童と蓬莱美由紀に個人的な接点がある場合、蓬莱美由紀がタロットシリーズの他の話に登場する可能性は非常に高くなります。シリーズの狂言回し・天童と共演、という形ですね。

そして上述したように、天童は「北斗七星」メンバーで演劇人、蓬莱美由紀は女優。蓬莱美由紀が、「北斗七星」の元看板女優であり、そこを足がかりに子役女優から本格派のプロの女優にステップアップしたと考えると、2人の間には強い接点があることになります。

美弥子によると、北斗には慶應の現役生でなければ入れないという規律があるのだそうで(ちなみに一度入団してしまえば、その後に卒業しようが中退しようが本人が辞めたいと言い出すまでは団員でいられるらしい)(257ページ3行目)

妹の美弥子が慶應大学の出身で、非常に裕福な家の娘であることを考えると、姉の美由紀もおなじく慶應大学に通っていた可能性は高いですね。

蓬莱(石丸)美由紀が「北斗七世」出身の女優なのではないか、という仮説には、実はもうひとつ根拠があります。

「美弥子さんが抜けたのは、ウチの劇団にとってはホント、大ダメージだったんです。戻ってきてくださいよ。」と松島さんが言う。「北斗七星」というその劇団内では、石丸さんは下の名前で呼ばれていたらしい。(181ページ9行目)

「劇団内では、石丸さんは下の名前で呼ばれていた」。後輩から下の名前で呼ばれるというのは、あまり一般的ではありません。では、どんな時にこういう呼び方がされるでしょうか?

そう。同じ名字の人が同じ組織にいた場合ですね。

「北斗七星」で「石丸さん」と言えば石丸(蓬莱)美由紀のことだったのが、妹が加入したことによって、「石丸さん」が2人になった。そうなると下の名前で呼ぶしかありません。「北斗七星」は卒業生でも所属していられる劇団ですから、7歳違いの姉妹と天童が同時に籍を置いていた時期があってもおかしくはありません。

そして、この時期の「北斗七星」内部を巡る話が、これからのタロットシリーズで語られるのではないでしょうか。ひょっとすると、蓬莱美由紀の旦那・鷲尾氏や、天童の親友・ハヤト氏も巻き込む形で。

もちろんそれは、過去の話になります。タロットシリーズが1枚/1年だとすると、第1のカード「マジシャン」は1982年にあたり、ゼロとされる「フール」のカードが1981年。少なくともこれ以後の話になりますね。こんなお話はどうでしょう?

1982年。天童は現役の大学生。美由紀は卒業後も「北斗七星」の看板女優として活躍している。当時付き合っていた天童と美由紀を襲う、劇団内の奇怪な事件! 「オペラ座の怪人」のように暗躍する「マジシャン」の正体とは!?

……「金田一少年の事件簿」かよオイ。

まあ、そんな感じで(どんな感じだ)、事件を通して天童と美由紀はすれ違い、別れを迎えます。天童にとってのイニシエーション。

通過儀礼を経た天童の前に、18歳の少女が現れる。
「石丸美弥子、美由紀の妹です。うまくいけば、来年にはあなたの後輩になるかもしれません。」
天童の眼が皮肉に光った……。

ほうら。きれいにつながった! やったね!

……えーと。この話は忘れてください。

6−2)FM-7とN5200
それから、これは疑問。

作品中に富士通の「FM-7」とNECの「N5200」というたいへん懐かしいコンピュータが登場します。

「あ、僕はもう、今年の春には内定を貰ってます」
「どこに行くんですか?」
「あの……富士通です。コンピュータの会社の。FM-7とかオアシスとかの」(A面53ページ10行目)

「じゃあ、僕の脇机の5200を使っていいから」
<中略>
僕たちはコンピューターの端末(N5200)の前に陣取って、まずは文章の入力のためにランワードを立ち上げた。(B面173ページ7行目)

で、この2つの機種が「時制のトリック」の伏線になっている、というような噂を聞いたのですが、その根拠がわかりません。

FM-7もN5200も発売は1982年だそうですが、「時制のトリックの伏線」として成立するためには、男女7人のドラマ放映のように「ある時期を限定するタイプのもの」か、JR/国鉄やBOOWYのように「ある時期を境に変化したもの」でなくてはならないはず。コンピュータは一度発売されたら、生産が中止されたとしても、「世の中から全てなくなる」というものではないので、伏線としては成立しないと思うのですが……。

この2つが「時制のトリックの伏線」だ、という話は、どこから来たのでしょうか? それはどういう根拠なのでしょう? 誰かご存知の方がいらっしゃったら教えてください。

6−3)表紙裏
表紙裏、というのでしょうか、カバーの折り返し部分に書かれている「あらすじ」は以下のようなものです。

大学四年の僕(たっくん)が彼女(マユ)に出会ったのは代打出場の合コンの席。
やがてふたりはつき合うようになり、夏休み、クリスマス、学生時代最後の年をともに過ごした。
マユのために東京の大企業を蹴って地元静岡の会社に就職したたっくん。ところがいきなり東京勤務を命じられてしまう。
週末だけの長距離恋愛になってしまい、いつしかふたりに隙間が生じていって……。

……こんなにあらすじの書きにくい本もなかったでしょうね。編集者が書いたのか、乾氏本人が筆をふるったのかわかりませんが。

普通に読むと、一連の物語のあらすじ。ただ、読み終わった私たちからすると、1文目と2文目はA面を、3文目以降はB面を表していることがわかります。3文目に「そして」というような接続詞を入れずに、もう一回あらためて「たっくん」を出しているあたりに、あらすじ作成の苦労が感じ取れます。

また、1文目と2文目は夕樹と辰也どっちにも共通することを書いていて、3文目以降は辰也のことだけを書いている、とする説もあるそうです。つまり、全文通して辰也については当てはまる、ということです。

たしかに夕樹も辰也もマユに出会ったのは「大学4年」の時。辰也が「代打出場」かどうかはわかりませんが、どちらの出会いも合コンであるのも事実です。そして「学生時代最後の年」をともに過ごしています。辰也&マユで見ればどちらも学生時代最後の年ですし、夕樹&マユの場合は、夕樹の学生時代最後の年ですから。ふむふむ、面白い。

うーん。でもどうでしょうねえ……。そこまで考えたのなら「代打出場の」のところが引っかかっちゃうんですよね。これは夕樹限定っぽい要素です。もしそういうトリックにしたいのなら、わざわざ「代打出場の」なんて書かずに、「ある日の合コンの席」とかにぼかして、共通項だけでまとめてしまえば良さそうです。辰也はモテるようなので、「代打出場要員」にはふさわしくないですしね。

代打にわざわざモテるヤツ呼びますか、男性諸君?
















6−4)なぜサゲが終わりから2行目なのか?
この作品で読者が驚愕を覚えるのは、最後から2行目の

「……何考えてるの、辰也?」(B面263ページ8行目)

の一文です。これが落語で言うところの「サゲ」。「いえいえ、皮が破れて、なりませんでした」とか、「いや、やめとこう。また夢になっちまうといけねえ」みたいなものです。

ところで、乾氏はなぜこの「サゲ」を最後の一文ではなく、最後から二番目に持ってきたのでしょうか? 必殺技「驚愕どんでん返し!」は、最後の最後に使ったほうが効果的な気がしますよね。

これは、最後の一文を「……何考えてるの、辰也?」として終わらせると、読者の中にはこの「サゲ」の意味を勘違いする人がいるからだと思われます。

この一文だけだと「石丸美弥子が夕樹の名前を間違えて呼んだ」という解釈もできてしまいます。すると「なーんだ、この男、二股かけてマユを『美弥子』って呼んだあげく逆ギレしてフったくせに、自分も美弥子に二股かけられて名前間違われてやんの、ザマミロ」という、違う結論にたどり着いてしまう人が出てくるんですね。ですから、

「なんでもない」と僕は答え、追想を振り払って、美弥子の背中をぎゅっと抱き締めた。(B面263ページ9行目)

という一文で、B面たっくんに「辰也」という名前をきちんと受け入れさせているのです。これで「辰也」という名前は間違いではないんだよ、と読者に訴えかけることができるわけです。

もちろん、最後のバラシ方を根本的に変えてしまえば、最後の一文にサゲを持ってくることも可能ではあります。その場合は、B面たっくん自身に「鈴木辰也です」と名乗らせる手法になると思われます。名前が違っていて、しかもそれが間違いでないということを一文で表現するには、そうせざるを得ないでしょう。

ただ……「鈴木辰也です」で終わるのは、恋愛物語の結びとしては、ちょっと変すぎ。ダサすぎ。サゲをラスト2行に持ってきたのは、乾氏の「自然なだまし」に対するこだわりと言えるのではないでしょうか。

6−5)謎の人物X
蓬莱美由紀をはるかに上回る『イニシエーション・ラブ』最大の謎の人物をここでご紹介いたしましょう。

最近ではマユのほうでもそれを承知していて、どうでもいい話──たとえばコオロギ爺さんの入れ歯の話とかは、電話ではなく、週末に直で会ったときに話すようになっていた。(B面208ページ6行目)

コオロギ爺さん!

誰だお前は。そしてすげえ気になる入れ歯の話。いったいどんな話なんだ。

手がかりは多くありません。「コオロギ」「爺さん」「入れ歯」、この3つのキーワード。「入れ歯の話」であり、マユの職業が歯科衛生士ということを考えると、まず間違いなくマユの働く秋山歯科クリニックの患者の一人でしょう。

さあみなさん、「コオロギ」「爺さん」「入れ歯」で三題噺にチャレンジです。

「たっくん、あのねあのね。」マユが僕の袖を引いて話しかけてきた。こういう時のマユはたいてい何か話したいことを抱えている。
「面白い話があるの。」やっぱり。しかしマユはこういう切り出し方をすることで、自分から面白さのハードルを上げていることに気づいていない。いつもこうして期待を持たせておいて、オチのないどうでもいい話を聞かされるのだ。

「なんだよ……」めんどくさそうな僕の反応を気にすることなく、というよりは、絶対面白いから興味を持つはずだ、といわんばかりに、マユは嬉しげに話し出した。
「あのね、うちのクリニックに最近『コオロギ爺さん』っていう人が来てるの。」
「……誰だって?」
「コオロギ爺さん。」

くやしいが興味を引かれてしまった。「それは新種の妖怪か?」
「ちがうよー。70過ぎの普通のおじいさん。ゴラがつけたあだ名なの。」
「なんでコオロギ?」
「それはね、ほら、治療中にうがいするでしょ、その時の音がね、コーロコロコロコロってすごく高いコオロギみたいな音だから。聞いてておかしくておかしくて。」
僕はその光景を想像してみた。不覚にもちょっと笑ってしまった。「ははっ、なるほどな。」

「でね、そのコオロギ爺さんは今入れ歯を作ってるんだけどね。」マユは僕が笑ったので嬉しそうだ。僕も少し気を入れて聞いてやることにする。「ふんふん。」
「何度作っても、気に入ってくれないの。」
「へえ。そりゃまたなんで。」
「それがね。」マユはニコニコしながら言った。
「いつもはめてから鏡を見て『おらぁ、もっといい男のはずだよ。作り直してくりょ』って言うの! あはっ、面白いでしょ!」

……またやられた。マユの「面白い話」はいつもこうだ。最後のオチでどんでん返しの肩透かしを食らうのだ。
ごろりと寝転びながら僕は言った。

「8点。100点満点でな。」

6−6)最後に
この『謎解き イニシエーション・ラブ』では、分析してその解説をすることに徹していたので、最後にちょっと自分なりの考えを。

この小説の本質は、文学というより「パズル」や「まちがいさがし」に近いのではないでしょうか。「新聞に載っているパズルに挑戦する」というタイプには向くでしょうが、「そんなことは考えもしない」という人には向きません。

ものごとを感覚的にとらえる人にはまったく面白くありませんが、しつこく論理的に分析する人間には面白いです。

物語に、「精巧な緻密さ」をもとめる人は感心できますが、「ドラマ性」や「共感できる人物像」をもとめる人には見るべきところが少ないです。

そして、この本が美しい表現や情緒的な描写による感動を与えてくれるのを待っていると失望しますが、淡々とした文章の裏にあるものについてあれこれ自分なりに想像をめぐらしてみることができるなら、楽しめることでしょう。

というわけで、『イニシエーション・ラブ』は万人向きでない、読む人を選ぶ小説である、というのが最後まで分析好きな私の結論なのでした。

なお、こんな分析をやったせいで、私のことを相当なミステリマニアだと思われる方もいらっしゃるかとは思いますが、それはまったく違います。アガサ・クリスティもエラリィ・クイーンもほとんど読んだことがないですし、東野圭吾や宮部みゆきも何冊かという程度。この『イニシエーション・ラブ』も途中で見破ったわけではなく、きっちりどんでん返されたクチです。だからこそ、逆にこんな分析をやってみる気になったわけです。マニアでないから面白かった、ってことですね。

ミステリマニアの方々にとっては、「使い古された手だ」「B面読み始めてすぐ分かった」「分からないほうがおかしい」「で、だから何?」という作品かもしれません。ですが、あえて言いましょう。この本の面白さは答えを知ることにあるわけではありません。「一人称すり替え」と「時間軸ずらし」の組み合わせパターン、という枠にはめて「自分で解いた」と考えるのは、方程式に当てはめることができる=数学ができる、と思い込むのと変わりません。どんな問題であれ、答えそのものよりも、答えを導く過程こそが重要で、醍醐味でもあると思います。

一読で見破ったことを自慢しても、それは面白かったと思っている方の感情を害するだけで、誰も愉快な思いはしません。そんなことは言わぬが花。私のようにころっとだまされるミステリ初心者を、暖かい目で見てあげてください。

この本に関するレビューのいくつかを読んでいて、思い出した言葉がありました。アメリカのマジシャンの言です。

「アメリカでの観客は、マジックで騙されること、びっくりさせられることを楽しむ人が多い。でも、日本には、タネを見破ってやろうとする人が多いような気がするね。僕にとってはどちらも同じだけれど、せっかくのショーだ、楽しんだほうがお得だよ」

以上、小論文を終了します。長文をお読みいただき、ありがとうございました。

おまけのおまけ) 叙述型ショートショートを自分でも書いてみました。800字と短いので、おひまなら読んでいってください。⇒800字ショートショート『人待ちの情景』

私の好きな本

『神戸在住』 木村紺
東京から神戸に引っ越してきた女子大学生、桂の生活。
楽しい友人に囲まれていますが、彼らの心には阪神大震災の傷が残っています。



【目次】
  序章  時系列データ
  第1章 時制のトリック
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posted by ゴンザ at 20:44 | 静岡 ☁ | Comment(163) | TrackBack(2) | 小論文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
天童と美由紀、うまくつながりましたね。
天童は「リピート」にも出ているというのは気づいてたのですが、「塔の断章」にも出てましたか。
何しろこの作品飛ばし読みで1時間で読んだので、細部はほとんど覚えてないのですよ・・・。
ゴンザさんの追記は案外正解かもしれませんね。
もし、劇団の話が予定されているなら、何か面白そうですね。
乾さんも少しづつ知名度が上がってきたので、そろそろ森博嗣や島田荘司のように独自のワールドを持ってもいいかもしれません。
今年も何かすごいもの書いて欲しいですね。
Posted by おとぎ at 2005年03月01日 20:26
ゴンザさん、初めまして。
最近小難しい本ばかり選んでしまって読書が楽しくない!と思い、エンターテインメントに徹した本を何冊か選んだ中で、敢えて自分の読書傾向から外して買ってみた1冊がこれでした。
今朝通勤の途中で読み終え、ほおそういうことかあ、女はこええなあ、で終わってしまいそうだったのですが、書店のPOPがやけに熱が入っていたのが気になって、ちょっとネットで探ってみたら、年末だというのに、午前中2時間近く仕事そっちのけですよ。
で、結局どうなるの?どういうことなの?という興味が原動力になっていて、粗くすっ飛ばして読むことが多かったこれまでのスタイルを、改めて見直すいいきっかけになっちゃいましたよ。
見当違いかもしれませんが、いやーどうもありがとうございました。ゴンザさんの素晴らしい分析のおかげです。
Posted by サワダ at 2007年12月27日 11:35
ゴンザさん初めまして(^o^)

イニシエーション・ラブを普通に甘〜い恋愛小説だと勘違いし手に取り、あらすじの「ミステリー」の言葉に疑問を持ち、興味を持って読んでみました。
ミステリー小説を読んだ経験が2回目ってくらいで、最後の2行を読み終えてもわかっておらず、A面B面を意識して時間の罠はあるなとは気付いていても
チンプンカンプンでした。

それではあまりに不完全燃焼だったので検索して謎解きしてもらいたい思いでここにたどり着き、驚き楽しめました!

静岡出身の友人がいるんですが、ぜひ奨めようと思います。

ゴンザさんの解説になんか笑顔になっちゃいました(^.^)

詳しく解説していただいてありがとうございま〜す!
Posted by りえ at 2008年01月19日 11:25
はじめまして!
本当に素晴らしい解説、ありがとうございました。
特にコオロギ爺さん。
気になりましたよね、あのキーワード。

とにかくすっきりしました。
ありがとう!!!
Posted by まみ at 2008年02月03日 16:22
僕のような解説見たがりにうってつけの
素晴らしい分析の数々、楽しませてもらいました
特に「コオロギ爺さんの入れ歯」まで持ち出され
るにいたっては大爆笑
私はミステリはそこそこ読んでいるつもりですが
コロッと気持ちよくだまされました
読み終わるやいなや読み返し、年表作ろうとしたクチです 見逃した伏線が気になって
しょうがなかったのですが
これでやっと安心して眠れます
Posted by えびフライの尻尾 at 2008年02月09日 19:00
今日(実際には昨日)読み終えました。
オチで驚き、つい検索をしたところラッキーなことにゴンザさんのこの力作に辿り着きました。ありがとうございます。
事件が起こらないミステリー、素晴らしい作品を読めて良かったと素直に思います。

私も物語と同じ世代だった事で一層面白く感じたのかもしれません。

一番のサプライズは乾くるみさんが男性だったことでした。。。
Posted by え at 2008年02月16日 03:40
最後まで読んでも、全然わからなかったもんで・・・。本当に助かりました!もう1度ちゃんと読んでみようとおもいますm(。。)m
Posted by 奏楽 at 2008年02月16日 18:59
はじめまして。

先ほど本を読み終えて何やらすっきりしないなと
思いながら理由を調べようと
こちらにたどり着きました。

非常に分かりやすい分析ですね。
もうスッキリです。
ありがとうございました!
Posted by おやぶん at 2008年02月24日 19:41
よくできた緻密なお話を、しっかり解説してくださってありがとうございます。それにしても、この本にピントはずれな批判をしている人が多いのがぼくは気になりますね。「これはミステリーの定義から外れている」とか、「恋愛小説とミステリーの融合としては『円紫さんと私』シリーズの方が上だ」とか。
「定義」なんかミステリーマニアだけで夜通し語り合ってりゃいいし、他の作品と比べることに意味なんかない。とくに『円紫さんと私』なんて、比較の対象にもならない別系統の物語ですよね。そんな「定義」とか「比較」なんていう、客観的「っぽい」ものを持ち出して批判するくらいなら、「あんまり好きじゃなかった」って主観バリバリで主張すればいいものを……。
僕はこの話、よくできた細工物を見せられたようで、好きです。
Posted by りとる at 2008年02月25日 01:53
新聞で紹介されていた『イニシエーション・ラブ』
絶対私は騙されないゎ!と意気込んでたのに、あれ?って思うところも素通りしてしまった揚句に最後にコロリとやられました…。
自分じゃよく分かんないのと、解答をしりたくて検索したところ、こちらに辿り着きました。
よーやく寝れます(笑)
ありがとうございました黒ハート
Posted by ニャン at 2008年03月08日 02:39
ミステリー本のファンにもかかわらず、
私も「オチ」が分からず・・・
全くスッキリしなかったため検索したところ、
こうして素敵な解説に出会え、
スッキリと寝られそうです。。。
感謝の気持ちでいっぱいです。
あやうく、ふつ〜に、青春恋愛小説で終わるところでした。。。ありがとうございました!!
Posted by えりこ at 2008年03月09日 21:58
ありがとうございます!
私もこれでスッキリ寝られそうです。
わあー、まだ火曜なのに、夜更かししちゃった。
Posted by ささ at 2008年03月12日 02:29
初めまして。
今、読了し、読み直す時間がなかったので、解説してる人がいたらな…なんて思ったらここまで詳細に解説しているサイトを見つけ、見入ってしまいました。キーワードごとに読みながらうなずき、感心しながらこの本のトリックを理解することができて、よかったです。

確かに、ミステリ好きに読ませると「よくあるパターンだよ」と言われてしまいがちなトリックではありますが、そのトリックと初めて出会った時の衝撃は、本人しか分からないものでしょうから、この本でこのトリックに出会った人は、それはそれでハッピーだったと言えるかもしれませんね。

ともかく、非常に参考になりました。ありがとうございました。
Posted by 紫サンセット at 2008年03月16日 11:55
ありがとうの一言です。
時間があるときにもう一度読んでみよっと。
Posted by トウショウナイト at 2008年04月03日 02:07
N5200とFM-7にはトリックはなさそうです。。
が、微妙な違和感は確かにあります。
たっくんAがNEC全盛のこの時期にわざわざ「富士通」で内定ということは、OASYSの「おやゆびシフトキーボード」を好む人というイメージがあります。
大学でOASYSワープロを使ったりして富士通ファンになったのかもしれません。
そうするとN5200の「JISまたは新JISまたはM式キーボード」を「関心されるほど見事に」ブラインドタッチする「たっくん」は「たっくんA」と同一人物ではない、という感じはするのです。
まぁこじつけですが。。
それよりもLANDESKでOHP印刷するのにわざわざLANWORDを立ち上げて文章入力する、という作業内容のほうが強烈に違和感あったりします。LANDESKのWORDウィンドウを開けば良いだけだったので。
Posted by 葛城 at 2008年04月08日 02:09
まずはお礼から。すっきりしました。ありがとうございます。まず、何も知らずに読み終えると最後に意味不明支離滅裂の波にさらわれ、解説を読んでももちろん理解が出来ず。表紙の裏書に「二度読みたくなる」と書かれていたのでトリックがあるのかと気が付き読み直し始めてはみたもののこの青臭いストーリーをまた読むのかと気が滅入りながらも注意を払いながら読み返してみましたがそれでも全く理解が出来ず強いて言えば登場人物の設定が甘いのかと思う程度の理解でした。イライラも募りいい加減忘れようと思ってみましたが、運良く本日たまたまネットをフラフラしてみたらこちらに辿り着き…熟読…なるほど!と感嘆。このような作品もあるんですね。作者を信用していないとここまで導けません。下手をすると酷い本を買ってしまったと嘆き投げ出した方も少なからずいると思います。しかし貴殿の「謎解き」は解説に公式に載せるべきと思いますよ。最後まで読めば結論が明確に分かると思っている私のような人の為には。いずれにしてもこのような本の楽しみ方もあるのかと初めて知りました。この作者の他の作品も読んでみます。本当に感謝です。
Posted by Y.N at 2008年04月09日 00:55
詳しくてわかりやすい解説をありがとうございました!目からウロコの連続でした!!
私は小説を最後まで読んでも「たっくん=夕樹」と思い込んだままで(AとBの矛盾に疑問を抱きつつも、最後から2行目を読んで、たっくんも二股をかけられているのだと思いました…)読み終わった後とても後味が悪く、この解説を読むに至りました。
A面の夕樹は、純粋で優しくて、とても素敵な人だったのに、B面に来て突然、傲慢で、高飛車な人に豹変してしまい、本当にショックでした。そして、心から応援していた夕樹とマユの純愛があんな形で終わってしまったことに、心底ガッカリしていました。
でも!B面のたっくんは、夕樹じゃなかったんですね☆夕樹が悪い人じゃなくてよかったァ☆☆

と、思って終わりにしたいところですが
実はマユが最強の二股女だったんですね…
それもまた信じたくない真実です…。

なんにせよ、初めてこのトリックに出会った私にとって、ものすごい小説でした。
詳しい解説をありがとうございました☆
Posted by よしか at 2008年04月19日 15:59
 「リピート」からこの作品に入ったクチです。
 「イニシエーション・ラブ」。ラストでコロッとやられ、「再読しながら時系列の表を作ってみようか」と思いつつ、そんな根気のないことも重々承知しているので、こうやってネットで検索してみたら…。期待以上の(ある意味、本自体を再読する以上に)読み応えのある解説を発見!ワクワクしながら読めました。ありがとうございます。
 私は、年代的にはマユと同い年です。静岡の北の県で専門学校時代を過ごしました。静岡など周辺の県の出身者もいて、「だもんで」には何の疑問も持たずにサラッと読み流してしまいました。そっかー、甲信とか静岡でしか使わないのかー。(そんなことに感心してどうする)
 B面で感じる「ん?たっくんってこんなヤツだっったっけ?」「こんなエピソードあったっけ?」という違和感。でも「社会人になると、こうやって自分に鎧を着せて強くなっていくんだよなー、それが遠距離恋愛のネックになったりするんだよねー」と情緒的に解釈して読み進めてしまいました。「社会に出たら学生のままではいられない」という脱皮(≒イニシエーション?)を経た後の物語としてコロッと解釈させられてしまったのも、乾氏のトリックだったりして?
 いや〜、小説も、この解説もおもしろかったです。
 丁寧な分析と解説、ありがとうございました。
Posted by Zuo at 2008年05月01日 18:19
はじめまして
丁寧な解説ありがとうございます。自分の解釈が
あっているのか、どうしても自信がなくHPを
探し回っていました。こちらを拝見してすっきり
しました。

私事ですが、この4月から転勤で東京から静岡に
きています。静岡を舞台にしていることを知らず
に読んでびっくりしました。静岡は意外に方言が
強いんですね。

著者の他の作品も読んでみようと思います。
ありがとうございました。

Posted by MILLER at 2008年05月06日 20:26
解説本当に有り難うございました!今日読み終わったんですが
あれ?、何がなんなのか全然わからんとか思いましたよ

しかしまさかマユコが二股女だとは思いませんでした、、。

解説読んですっきりしました(^^)

Posted by なおぼーん at 2008年05月16日 01:07
大変に丁寧な解説ありがとうございます。
さっき、読了してすぐにここにたどり着きました。
もやっとしていたものがクリアに見えました。
見える人には見えるものなんですね。
まさに目から鱗。
それにしてもこの解説のボリュームと内容、圧巻の一言です。
ネットやってて良かったなぁと思うのはこういう時です。
ありがとうございました。
Posted by えんどこ at 2008年05月16日 02:05
丁寧な解説、どうもありがとうございました。

昨日読了したのですが、読み終わる前
B面の「男女7人秋物語」の辺りからあれっ?と思い
検索してこのHPにたどり着きました。

ボリューム、丁寧さもさることながら
飽きさせずに読ませてくれる文章でした。

静岡在住なので、ローカルネタも楽しく
読ませていただきました♪

本当にありがとうございます。
Posted by うっぴー at 2008年05月23日 18:03
胸に引っかかったものがストンと消えたようなスッキリする解説でした!!
ありがとうございました。

ちょうど自分が生まれる少し前の話だったので
男女7人物語のこととか、流行のこと、
読んでいる間ゎ何が違和感があるのか全くわからないままで、読み終わった後も全然理解できなかったんです。

マユちゃん・・・やり手ですね笑

これでゆっくり眠れそうですw
ありがとうございましたm(..)m
Posted by みか at 2008年06月22日 22:27
私は高校1年生で、読書は‥まあまあ好きで、書店で大きく取り上げられていたわけでもなければ、乾さんに興味があったわけでもないのですが、他の本を見たついでにちらっと目にした『最後の2行で・・』という言葉に惹かれて買った者です。7/12(土)の夜から読み始めて、今日7/14の午前3時に読み終えました。
読後の感想としては『前半部分、変にエロくてやだ。しかもたっくん最低じゃん。何この男。最初は価値観合うと思ってたのに。最後意味分かんないし。とりあえず寝るか。』でした笑。今も4:30を過ぎたところで、『寝なくちゃ。』とは思っているんですが。
本当に訳がわからなかったんです。解説を先に読んではいけないということも、最後の2行でひっくり返されるということも。そこで、レビューを読むことにしたんです。それでもわからなくて。そしたらそこにここがリンクされていて、ようやく訳がわかったと。実際、まだ噛み砕けていない部分もありますが、だいたいは納得できました。最後の辰也の回想部分はおかしいな?と思ったんです。専門学校になんか送って行ってた?ってまず思って。でもこのネタバラシを読んで本当にスッキリしました(^^)☆
もう1回、読みたくなりますね(^ω^)
ありがとうございました。長々とすみません;
Posted by ぐらっせ at 2008年07月14日 04:50
感激!!
有り難うございますww
最近よんで、何回も何回も読み返して、
このブログにたどり着き、鳥肌が立つくらい
感動しました!!

私も、あまりミステリーは詳しくないんですが、
この本がきっかけでもっと読みたい!
と思いました。。。。

感謝しています。
Posted by きなこ at 2008年07月16日 14:26
こ…この解説全ての内容に脱帽です。ありがとうございました。
Posted by わちゃ〜 at 2008年07月21日 11:35
怒涛の勢いで読んで、最後に?
読んでいる最中に多少の違和感はあったものの、
なんだかわからず・・・

丁寧なネタバラシ、ありがとうございました。
すっきりしました(笑)
今夜はぐっすり眠れそうです。

それから、「緑ヶ丘のあさくま」は
今はもうありませんが、静岡のインター近く
(現在はコンコルドがあるあたり)にありました。確かに清水にもありましたが、
「緑ヶ丘のあさくま」は静岡のだと思います。
・・・高校生の時にバイトしてましたから。

落ち着いたところで読み返してみたいと思います。
ありがとうございました!
Posted by ciao at 2008年08月01日 01:14
最後の2行で物語(繭子)が変貌してしまう仕掛けに思わず唸ってしまいました。「目から鱗が落ちる」経験をさせていただきましたことを感謝申し上げます。
Posted by spohr at 2008年08月04日 02:27
ゴンザさん。はじめまして。
先日「イニシエーション・ラブ」を読みまして
最後の2行にやられました。
自分のブログに熱く感想を書いています。
ゴンザさんの解説も大変興味深く拝見しました。
ありがとうございます。
あまりにも感動したので
こちらのURLを紹介させていただきました。
よろしかったでしょうか・・・

わたしはマユとたっくんが後半でエッチをする場面を読み
前とは違うんじゃないかなとふと違和感を覚えました。
でも確信が持てなかったので・・・
人間って「違う人なんじゃないかな」と思っても
自分でそれを取り消したりしてしまう時があるもんなんだなとつくづく思いました。

Posted by hikari at 2008年08月04日 15:45
初めまして。
この解説はとてもわかりやすかったです。
最初読んだ時は、全然わけがわからなかったのですが2回目でなんとなく物語が見えてきてこの解説で物語の全貌が分かり鳥肌が立ちました。

と、同時に以前にもこのような鳥肌がたったことがあったことを思い出しました。
それは、D.リンチ監督の映画「マルホランド・ドライブ」を観て同じように解説しているサイトを見たときでした。

この「イニシエーション・ラブ」は設定こそ違えど時系列をずらしてるあたり、「マルホランド・ドライブ」に通ずるものがあるなと感じました。

乾くるみ氏は、「マルホランド・ドライブ」の影響を多少なりとも受けたのでは?と、D.リンチ監督ファンの私としては勘繰りたくなってしまいます。
Posted by kyohei at 2008年08月06日 03:57
解説読ませて頂きました。わかりやすかったです!自分ではピンと来なかったんですけど、これみて鳥肌立ちました!ありがとうございます♪
Posted by 愛 at 2008年08月09日 03:38
はじめまして。
昨日、イニシエーション・ラブを読みきったのですが、最後の2行のトリックに全く理解が出来ずにいました。

しかし、ゴンザさんの御丁寧な説明でとてもすっきりしました。
本当にありがとうございました。
Posted by 舞 at 2008年08月16日 13:02
この解説を読んでやっと謎が解けてスッキリです!
やられましたね。完全にA面とB面のたっくんは同一人物だと思っていました。。。
最後の2行を読んでも,どういうことだろう?といった感じで,理解に苦しんでいました。が,この解説を読むことで分かったときの感動は鳥肌モノでした!!!
必ず2回読みたくなるってこういうことなんですねぇ^^
ぜひ再読したいと思います!!ありがとうございました。
Posted by しほ at 2008年08月17日 10:04
はじめまして。
旅行に行くついでに何か本を買ってみようと買ったのがこれでした。

最後から2行目を読んで???となりました。
微妙に辰也のマユとの思い出が夕樹とは違ったので違和感はあったんですが。こういうことだったんですね!!
すっきりしました。
このトリックがわかった人がすごいと思いました!
Posted by AMI at 2008年08月22日 00:33
はじめまして。
昨日、雨宿りに入った駅前の書店で「イニシエーション・ラブ」文庫本を手に取り、購入、即読破しました。
もちろん、すっかり騙されましたよ。
解説と、用語辞典でやっとわかりました。
「アハ体験」みたいな感覚でした。
自分でもいろいろ考えたり分析したりしてみたのですが、ゴンザさんにはただただ脱帽です!!
ハードカバー版だと表紙にも謎が隠されていたんですね。
いろんなことがわかって本当に楽しませていただきました。ありがとうございました!!
Posted by あや鹿 at 2008年08月26日 01:10
本好きの友人からのメールに「イニシエーションラブが面白い!」と薦められ読んでみました。
つまらない若者のどーってことない恋愛もの?どこが面白いって? 結構哲学的な本を薦めてくる彼にしては何でだろーと思いつつ読み終り・・。ふーむ面白いってこのことか・・と遅ればせながら気付きこういう手法もあるのかと感心しました。
そしてこのサイトにきてトリックの緻密さなどが克明に解明されていてよく判り自分だけではこれ程までに理解出来なかった面白さになーるほどと作者以上にゴンザさんの分析力に敬意を表したく投稿させていただきました。
Posted by at 2008年08月31日 12:20
昨日文庫で読みました。時間の合致を確認しようとこのHPを見ました。すごく細かい解説ありがとうございました!!1964年生まれなのであのころの雰囲気がよみがえりつつ読みました。男女7人、合コンか〜。そうなのです。合コンではマユタイプがなぜか意中の男性といつのまにかまとまっていたのでした。美弥子タイプがもててさらっていくならわかるけどナツコちゃんや和美ちゃんよりもてるのはなぜ?はマユはこうやって頑張っていたからなのでした。しかしこのハングリーマユが妊娠→結婚としぶしぶ(?)ながらも辰也からのせっかくのプロポーズを拒否したのはなぜ?
雇用機会均等法施行から1年目、大卒の美弥子や和美たちよりもさらに結婚が直近の目標と思っていたはずのマユが今までの頑張り(?)とはうって変わって「出来ちゃった婚はいや」って・・・。確かにこのころは出来ちゃった婚なる軽い言葉はなかった気がするけど、変、よね〜?そうなのです。この頃、合コンするグループって毎週のようにやってたのよね。恋人から指輪をもらった後でも参加するようなマユならその前の合コンにも出てたと思う。でもって、一番かっこいいけど遊び人の男の子と合コン後はのりで・・・。でも、まじめなおつきあい相手にはしてもらえず、辰也とどっちにしようというところまでの男はつかめなかった。だったら?
さすがのマユも「もしかしてこの妊娠は?」状態で辰也と結婚するのは怖かったかな。なーんて妄想してしまいました。
Posted by kikumiru at 2008年09月15日 13:34
ゴンザさんの謎解き、とてもよく理解できました。

こういう謎解きな物語はスキなのですが、1回読んだだけでさっぱり理解できませんでした。

ホントにありがとうございました。

Posted by 華麗なる孤独 at 2008年09月21日 14:01
 私も、マユの妊娠相手は辰也ではなく、夕樹とは別の合コンで知り合った誰かだと考えていましたが、上のkikumiruさんのおっしゃっているように、マユ自身も誰か分からないくらい「していた」と考える方が、なるほど、筋が通るかもしれません。ますますおそろしい話となりますが・・・
Posted by クルメ at 2008年09月25日 23:08
はじめまして。

最初から最後の2行は・・・というのを
見ておいたので、
いったいどんなビックリを提供されるのかと、
途中途中のハニカミを持ちながら読んでいたら、
まんまとおまえ誰?っていう辰也が出てきて、
このサイト見つけて、
コウロギ爺さんで爆笑したところです。

あなたのおかげで、
私の頭もスッキリしました。

そして、コウロギ爺さんに翻弄されたのも私一人ではないと思いました(笑)
Posted by 凛タソ at 2008年10月08日 23:05
私、全く本を読みません。彼氏の部屋にイニシエーション・ラブがあり裏表紙の『最後から二行目(絶対先に読まないで!)で変貌ー…』って書いてるのをみて、最後から読みました。別に普通やん!と思い彼氏に内容教えてって聞くと少し怒ってました。最後から捲って読んでも普通に『辰也』のはなしだし、気になって気になって最初から読むことはせずこのサイトを見付け出しました!!ほんと最後から読んだのは勿体なかった、でも管理人さんのお陰で本の世界へいってきます☆深い〜
Posted by よすぃ at 2008年10月10日 10:16
「必ず二回読みたくなる小説」という文句にひかれ、読んでみました。

最後から二行目、「ん?」という感じでした。


結構本は読みますし、ミステリー小説なんかも大好きです。

ただ、このサイトを見るまでは「何がミステリー」なのかわかりませんでした。

なるほど、「たっくん」は二人いたんですね。

確かにside-Bを読み始めてから、ちょいちょい「あれ?」と感じるところはありました。

性格も、「社会に出て変わったのか」と、別人とは疑いもしませんでしたよ。

全くトリックに気がつかず、もう気になって仕方がなかったのでネタばれサイトを探しました。

素晴らしい。とってもわかりやすかったです。
なので、これからもう一度読んでみます。ここが「辰也」でここが「夕樹」かと。
Posted by ねずみ at 2008年10月19日 22:24
こんばんわ。
昨日、読み終わったばかりです。
読み終わってすぐは、「はて?結局たっくんも美弥子に二股かけられてるって事!?」と解釈していたのですが、でも何だかしっくりこない。解説を何回も読み直してようやくマユちゃん恐るべし!と思ったのでした。ミステリーは、さっぱり初心者ですが、読み終わって、時間が経った状態で、どんどんパズルみたいに謎が解けていくのが楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。
でも、ここに来てさらに詳しく解説してあって、もうホントにすっきり眠れそうです。
ありがとうございました。
Posted by ノッチ at 2008年10月21日 00:34
もの凄い分析力に大変感心しました。脱帽!圧倒的脱帽!!

僕はミステリー初心者(どころか活字離れの現代人)ですが、読み終え瞬間のあの軽いパニック状態は本当に快感に近いものでした。
いや〜、女性はよっぽど怖いですね。僕的には、なんか妊娠、中絶のくだりもマユの作戦(つまり嘘!?)に思えてしまいました。
Posted by オカ at 2008年10月21日 10:28
ご苦労様です!
ゴンザさんの解説のおかげでスッキリ理解できました!
「コオロギ爺さん」へのツッコミには爆笑してしまいました。
Posted by なおき at 2008年10月23日 00:23
はじめまして。

書店でたまたま見つけて一気に読んで、これは時系列を整理したら面白そうだ…けど面倒くさいと思ってたので、このページは非常にありがたいと同時に、ゴンザさんも作る時に苦労しただろうなと思います。

ちなみに作中に出てくるボウイのラストアルバムですが、1曲目が「Liar Girl」でラストが「季節が君だけを変える」。
作者の周到さを考えると、入ってる曲まで考慮して、時期が特定できるアルバムが数ある中で、あえてこのアルバムを取り上げたと思ってしまいます。
Posted by DAK at 2008年11月10日 17:19
大満足です☆
先ほど、文庫本を読み終えて、案の定理解力が乏しい私には「???」状態だったのですが、こちらのサイトに辿り着き、おかげさまでスッキリ!しました。

「ほぉぉ〜なるほどねぇ」というセリフをパソコンの前で一人、何度言ったことか^^;

また改めて読み直してみたいと思います。
ありがとうございました。
Posted by arpy at 2008年11月13日 11:29
今ちょうど海外にいて、この小説のことも全く知らなかったのですが、ちょうど古本屋で見つけて、読んでみました。
いつもはミステリーしか読まないので、傑作ミステリーとかかれたこの文庫本を手に取ったのですが、この解説を読むまでなにがなんだか。
久しぶりに友人に薦めたい本に出会いました。それもこの解説のおかげです。
Posted by Naty at 2008年11月19日 13:08
はじめまして
ミクシィでこの本を知り夜中の3時頃読み終わったんですが??でした。

でもここで解説を読んでスッキリしました!
ありがとうございました♪
Posted by みやび at 2008年12月01日 11:45
友達に借りてこの本を読んで、
私もすっかりだまされてしまいました笑!

ゴンザさんの謎解きを読んでいて
うんうん。なるほどと
素直に共感していてとても楽しかったです!

乾さんのほかの本も読みたくなりましたし!
(タロットの説明とかを読んで)

最後のおまけまで一気に読みました!

ありがとうございました♪
Posted by 真優 at 2008年12月13日 10:07
このサイトを読むまで!!

「なーんだ、この男、二股かけてマユを『美弥子』って呼んだにあげくに逆ギレしてフったくせに、自分も美弥子に二股かけられて名前間違われてやんの、ザマミロ」

と思ってました!!!

Posted by ミステリ歴2ヶ月 at 2008年12月15日 03:02
初めまして☆

『イニシエーション・ラブ』を読み終わってから
ずっと隠された謎が解らずにいました;

でもここを読ませていただいて
「あぁぁ!!!」って叫んだほど
スッキリしました☆笑
タロットの話や静岡の話にも
かなり驚きました!!

スッキリした上で
もう一度読み返してみようと思います♪
どうもありがとうございましたー☆
Posted by Lee at 2009年01月11日 02:37
「……何考えてるの、辰也?」の一文を見ても
「あれ?こんな名前だっけ?」ぐらいで
衝撃をうけられなかった残念な私ですが
ここを見てすっきりしました。
解説本当にありがとうございました!
Posted by ゆう at 2009年01月19日 19:58
本屋でふと気になり、この本を買いました
世代が違うこともあってか、最初に読み終わったときは鈴木が2人いるようだが…??くらいにしか思わず、時系列のトリックとか全くわかりませんでした
でも、このサイトを見てすっきりしました!!
マユの恐ろしさに何ともいえない感じですが、この後のハナシが幸せであることを願うばかりですw
Posted by ゆーとぴあ at 2009年01月31日 00:09
ゴンザ様
初めてコメントを書かせていただきます。そらりすと申します。よろしくお願いいたします。先日、古本屋でこの本(イニシエーションラブ」を見つけ、「イニシエーション(通過儀礼)」という言葉に引かれ、つい買ってしまいました。いざ、読み始めてみるとなんとなく違和感(一貫性のなさ)を感じる不思議な感覚を持ちました。それでも気のせいだろうと思い最後まで読んでしまい、最後から2行目の「辰也」と呼ぶ件で、目が覚めたというのか、落雷に打たれたといいうのか、とにかく驚いたのです。私はミステリーなんて読んだことの無い人間なものですから、必死に、考えて、出した答えが、鈴木さんは二人、辰也さんと繭子さんはダブル二股恋愛の同時進行、というものでした。そう感じたのは、一番最初の「僕は彼女に出会えたのだから」という過去形で少なくともこの独白から二人がハッピーエンドを迎えたことが読める気がしたからです。二人に破局は訪れていないはずなのです。けれど、その答えに自信が無かったので、グーグルで検索したところすぐに、謎解きをしてくれているゴンザさんのブログにたどりつけました。分かりやすいご丁寧な分析ありがとうございました。おかげさまで、今日、ゆっくり眠れそうな気がします。まだまだ、寒い日々が続きますが、お体ご自愛ください。
Posted by そらりす at 2009年02月01日 20:52
久しぶりになにか小説が読みたくなり、本屋さんで「必ず二回読みたくなる!!」のコピーにひかれ購入しまいました。

純粋な大学生が社会に出て変わっていき、最後にはあんなに大事にしていた彼女を捨ててしまう…しかも二股。超ヒドイ奴〜!と思ったら最後のあの2行目です。は?何??といてもたってもいられず、、このサイトを見つけました。
わかりやすい解説で、今は心の底からスッキリしました★ありがとうございます★

Posted by kikirara at 2009年02月14日 01:24
私は、ラストで、衝撃を受けるとか、ピンと来なかった部類ですが、辰也って誰???みやこさんの元カレ??なんか変。とは思いました。2度目A面だけ読んでみて、ルビーの指輪指輪の所とクリスマスクリスマスのホテル予約の所でもしや?もしかして??AとBって繋がってる?って思ってA、Bを交互に読んでみたりしました。けどそれでもよく分からずにこのサイトに来てしまいました冷や汗なんかリンクする所はあったけど、まさか、同じ時間が流れているとは!ミステリーはあまり読んだ事がないので、それに関しては何も言えませんが、
マユちゃんの小悪魔っぷりにはやられました。まんまと騙されました。途中まで、マユちゃん頑張って!
完璧すぎるみやこさん嫌い!!って思ってたのに。
清楚で無邪気に見えるマユちゃんにやっぱり男だったら騙されるなぁと思いました。小悪魔あっぱれです。
小悪魔強しですね!
Posted by パステル at 2009年03月09日 22:47
コピーに惹かれて読み進め、「小説としてこの平凡過ぎる話はないやろ」「マユちゃん可哀想。たっくんひどい!」と思いつつ、名前の件などひっかかり通勤電車の中でA面B面照合しながら読み直していたのですが・・・こちらのサイトですっきりしました!
コメントの中でも指摘されていましたが、マユちゃんのおなかの子は小説には出てこない辰也くん以外の人のように思えました。まあ、女子にもいろいろあるよ☆
著者についても「筆名的には女性っぽいのに、なんでこんなに頻繁にエッチのシーン出てくるんやろう?特にA面は描写精密すぎるし」と違和感を覚えたので、男性と知り納得しました。
最初は可哀想と思ってたマユちゃんが逞しかったので「頑張れ!」とほっとする反面、Wたっくんには「気を抜くな!」と激励したい心境です。
Posted by ぎん at 2009年04月12日 12:18
本を読んで一度、
読み返してもう一度、
そしてこの解説を読んでさらにもう一度、
物語を楽しむことができました。
これですっかり文庫本のもと取れました。
ありがとうございました。
Posted by たっくんくん at 2009年05月05日 22:49
沢田凛をサーフィンしていたらこのサイトに来ました。わたしも数年前「イニシエーション・ラブ」を読んで、まあよくある遠距離恋愛ものだとしか感じなかったんですが、書評などを読むとすごいミステリだと書かれていました。実はその謎、多分時制に関わるものかなくらいに思っていました。まさかこんなどんでん返しや、伏線があるなんて気がつきませんでした。まさに目から鱗でした。本当は、ゴンザさんこそ乾さんではないかと勘ぐりまでしたくらい理路整然とした謎解きでした。
Posted by うはたたけし at 2009年06月17日 01:47
オビに釣られて買ってみたは良いけど、まるで面白くない!何が驚愕だ!これを読み返したくなる奴なんでいるわきゃねーだろ!
・・・と思いつつイヤイヤ読んでいたので、最後の「辰也」もさらっとスルーし、解説も「それが何だ!」怒り心頭。
せめてこの本に対する酷評を読んで怒りを収めようと、こちらに辿り着きました。

いやー・・・さっきまでの怒りをどうしたら良いのか自分でも分かりません・・・。
Posted by at 2009年07月16日 21:45
二度読みたくなる、といううたい文句に釣られ、文庫本を買いました。最後は案の定、「うわぁ、騙された〜!!」となりましたが、繭子に全く感情移入が出来ず、読み返す気持ちになれなかったので、こちらの解説サイトで種明かしを読ませて頂きました。………もやもやがスッキリしました☆大変細かく分かり易い解説、ありがとうございました!!
Posted by MIYA at 2009年08月04日 19:39
FM-7とN5200の話は違和感ありありです。
そもそも、比較対象にするものではないです。
なぜ、PC9800でないのか?

おかしいと思いませんか?

って、読んでからですね。すみません。

Posted by 小林 at 2009年11月27日 02:22
はじめまして。
僕もきっちり最後でどんでんがえされて、でもその構造のほとんどは理解できて、ちょうどいい感じに「面白かったー!」で読み終えられたものです。

なので、ここのお世話になることもなかったのですが、何の気なしに読み進めていたら、丁寧な解説と軽妙な語り口に引き込まれてついつい全部読んでしまいました。
そして最後のおまけに爆笑! コオロギ爺さん!!

とても面白く読ませていただきました。
ありがとうございました!
Posted by sagitta at 2009年12月04日 18:49
丁寧な解説、ありがとうございます!
もやもやしていたものが、本当にスッキリしました。

マユ可哀想!と思っていたのに、騙されました。笑
これを考えた作者って、本当にすごい。

他の本も読んでみようかと思います♪
Posted by ayako at 2009年12月14日 21:12
読み終わったとき、あまりにも予想どおりなラストにがっかりしていたのですが、この解説を読んだらなんだかまた読み直したくなりました!!
解説ありがとうございました☆
私は静岡の人間ですが
「大丈夫ら」
って違和感ありませんでした?
「大丈夫だら」
の間違いでは……と思いました
Posted by なぉこ at 2009年12月18日 02:24
私はAとBのたっくんが別人とは全く思わず、「えっ、たっくん最初の合コンのときに名前偽ってたの?!」と思ってました。コメント見ても、誰もそんな推理してないorz自分の読解力のなさにびっくりでした。
話の筋は、まさにこれから就職&遠恋を迎えようとしているので、恐怖以外のなんでもなく。もう一度読み返す気力が無かったところで、この解説にめぐり合えてよかったです。すっきり!
Posted by you at 2009年12月24日 20:47
初めまして!前からイニシエーションラブを読んでみたくて、この間やっと読みました!アメリカにいるので、探すのに苦労しましたが。。。スラスラと読み終わりいくつかおかしいな?って思うことはあったし、読む前にどんでん返し本と調べていたので一生懸命トリックを破ってやろうと頑張ったのに。。読み終わってもどこがどんでん返しだったんだろ?って感じだったんでネットで解説を検索したところこちらにたどり着きました!ここで一つ一つ読むたびにやられたーって一人で嬉しがってました(笑)騙されるの楽しいです。(でも本の中でだけでいいですけど)最後のご意見もすごく私も共感します!!とても楽しく読ませていただきました☆ありがとうございます!!
Posted by honeypie at 2009年12月31日 11:53
はじめまして。
本屋のオススメにひかれて、文庫本を一気読みました。
このブログの解説も面白くて、小説の楽しさが倍増しました。

このブログを読んで、作者の遊びの多い本ということなので、ひとつ確信したことがあります。
マユの蔵書に漱石の本がある記述と、
<上京した青年が東京で出会う都会的な女性>
というモチーフにしっかり「美弥子」という名前を持ってくるあたり、
漱石へのオマージュと思い、ニヤッとしました。
Posted by mamiy at 2010年02月06日 17:19
>mamiyさん
都会的な女性ということで「みやこ」=「都」っていう遊び心もあるのかもしれませんね。まー、それにしても凝り性な作家さんです、乾さんは。
Posted by kinki at 2010年02月08日 22:04
はじめまして☆
静岡の同級生からこの本をすすめられて読みました。「???」だったら、こちらのHPを見るように言われて言われるままに。
そしてすべてがスッキリしました!
HPを見なかったら、不完全燃焼で終わっていました(笑)。
本以外でも、HPに遊びにこさせていただきます。
清水の「あさくま」近く出身の元静岡県民より〜
Posted by barbarella at 2010年02月13日 11:59
 合コンで辰也の代打が夕樹じゃないの?
 あれは伏線じゃないの?

 転勤でキャンセルかと思ったのにいくら読んでもまだつながらない...

Posted by まだ終わらない(>_<) at 2010年02月27日 02:14
A面でゎ「たっくん草食系でいいなぁ〜」って思って読んでたのに、だんだん「あれ?この男うざいわ!」って感じてきて…

真相を知って納得しました!
やっぱり私ゎ夕樹の方がタイプですね(^O^)笑

繭子もずいぶん男慣れしてるかんじだなぁと思ったら…笑
Posted by あかね at 2010年03月03日 01:14
買って放置してたのを思い出し、読んでみました。

side-Bでたっくんの性格が変わっていて、別人みたいだと思いながら読んでいましたが、まさか本当に別人だったとは…

ターミナルホテルのキャンセルで、やっと時制トリックに気付きました。

それでもいろいろ意味が分からず、ネット検索してこのサイトを見つけました。
とても細かく、分かりやすい解説ありがとうございます。すっきりしました。最初は、そんなに絶賛するほどの本か?と思ってましたが、ゴンザ様の解説のおかげで、確かにすごい本だ!と分かりました。ありがとうございました。
Posted by MYRA at 2010年03月10日 20:48
細かい分析すばらしいです!
私は著者と同じくらいの年なので、80年代半ばの雰囲気もおもしろかったです。ケータイもメールもなくて、男女が「付き合う」ことに今よりももっとハードルが高かった時代…それもまた仕掛けのひとつなのではないでしょうか?
辰也クン、自分では上手く乗り換えてステップアップした恋愛を手に入れたように思ってますけど、実はマユの二股に気づかず逆にマユの精神状態を想像して自責の念にかられたりしてお気の毒です。石丸さんとの仲も「いつまでつづくのだろう」としか思えず、社内では足を引っ張るものがおり、と前途はあんまり明るくないように思えます。
このなんとなく先行きが暗い感じが、読後の第一印象でした。
Posted by まーぷる at 2010年03月25日 11:08
はじめまして
B面を読み始めて違和感はあったので
「あ、こういうことかな・・・」
とは思っていてラストで納得させられたんですが、改めて「男女7人」とか方言のこととか細部が分かってよかったです。ありがとうございます。
あと、私は文庫を買ったのですが、文庫では表紙が変わっちゃってて残念でした><
Posted by ろくkk at 2010年03月30日 10:43
違和感は抱きながらも殆ど理解出来ず、もぅ1回読むのも面倒だったのでネットで探してこちらにたどり着きました。
想像以上の解説で本当に分かりやすかったです!
ここまでスッキリ出来て感謝感謝です。ありがとうございました!
Posted by at 2010年04月06日 23:51
辰也って誰だっけ〜と慌ててペラペラ頁をめくり直しましたが、どうしても納得できる答が見つからず、このサイトに救われました。感謝&尊敬の眼差し。

さて、その他ネタを一つ。
コオロギ爺さん程のインパクトも無く伏線でも無い、謎(じゃないですか?)の言葉「書記さん」(B面DANCE、単行本p160の10行目)というのは、富士通独特の役職というか呼び方だと思うのですが、各課に一人居て主に事務を担当する人のことです。
辰也の会社に居ることになってますね。
Posted by ぽて at 2010年05月03日 11:40
多くの方が書かれているように、解説してくれるサイトを探していたらこちらを発見しました。

ゴンザさんがこれを書かれたのが5年前。
その間にかなりの数の人がコメントしているところに時間の経過が表れていて、なんとなくおもしろいですね。

まず、ゴンザさんの分析力に舌をまきました。私がおかしいと感じたのは、マユコが夕樹との初体験といっていたシーンでこの子は処女ではないだろーと感じたところぐらいのもんで。笑)
他には、夕樹へのアプローチの仕方が手馴れてる感じがしたところかな。

確かに、点ではおかしいなと思うところがいたるところにあったのに、その点を結ぶことができなかったです。

本を読んでから、解説サイトで腹落ちするなんてこともあるんですね。これはぜひ友達に薦めようと思います。

そして、腹落ちしない友達にこちらのサイトを教えようと思います。(^。^)
Posted by 6 at 2010年05月26日 22:50
はじめまして!
すばらしい解説ですねぇ・・・!

私は「イニシエーション・ラブ」は大どんでん返しのある本だと聞いて読み始めたので、
目次の構成と、
あらすじの「僕(たっくん)」という部分で大体のネタが分かってしまったんですよね・・・><
それでもすごく面白かったです!

この本はマユがいちばんこわいですよねー。
私は、夕樹くん、辰也くん以外にも、
「たっくん」はいると思ってます。

かわいそうなのは夕樹くんだー><

すごく楽しい記事、ありがとうございました!!
Posted by petit-insomniac at 2010年06月08日 11:53
5年以上前の記事ですが、大変参考になりました。

私は深く考えずに読んだため、「辰也と別れてすぐに夕樹と付き合い始めた」のだと、間違えてどんでん返されていました。

あと、夕樹くんに感情移入して読んでいたため、とても悲しくなりましたw

分かりやすく、楽しい解説ありがとうございました。
Posted by のりたま at 2010年06月18日 03:34
一言おもしろかった!
そして、怖かった!

こんなに詳しく解説できるなんて尊敬です。

ず〜っと前に書店で買おうかどうか悩み、何年も経ってからまた違う書店のオススメにあり、ついに手に取ってみましたが大当たりでした♪

わかりやすい解説ありがとうございました。
Posted by ウリ坊 at 2010年07月08日 12:01
読了後もすぐには気づかず、解説でようやく理解した1人です。
読了直後に時系列をチェックせずに振り返っていたときは、
「もしや、あの妊娠も、夕樹とのあれが!?」
とか考えすぎてしまって、その後にSide-AとSide-Bの日付関係を追っていって
1つずつ納得したクチです。
自分で時系列でイベント並べたい!!と思ったものの、ネットで調べたら、ありました。
いくつか見落としていた点もあり、さらには深い洞察もあり、楽しめました。
ありがとうございました。
Posted by じゅん at 2010年08月14日 03:22
最近、この作品を読みました。
読了後、解説等で大まかなトリックには気づきましたが、ここの記事でより謎を解明することができました。

FM-7とN5200の件ですが
FM-7が1982年、N5200が1981年発売です。
そしてそれらが1987年の話で登場するということはそれらが使い続けられている。
つまり、side-Bはside-Aの1年前から続いている話ですよ。
という暗示になっている。
多少強引ですが、これが「時制のトリックになっている」噂の真相ではないでしょうか。
Posted by ななし at 2010年09月20日 05:46
初めまして。
いやぁ、騙されました〜。

自分は、正統派の推理小説があんまり好きではなくて、ハードボイルド系(大沢在昌)、ノアール系(馳星周)、冒険活劇系(福井晴敏、船戸与一)を好んで読んでいたのですが、最近食傷気味で、今まで読んだことのない系統を探求していて、この本に辿り着きました。

なので、もともとトリックを解くのが得意ではないし、最後にどんでん返しがあるような紹介があるので、敢えて何にも考えずに淡々と読み進めようと心に決めて読み進めました。

B面の「たっくん」の性格がA面の「たっくん」と違うことに強い違和感は感じたし、「男女7人」の時期的な疑問も感じはしたのですが、まさか別人の話だったとは夢にも思いませんでした!

皆さんも感じていらっしゃるかもしれませんが、小説がもっとも不便なのは、読んでいる途中で事実関係を確認するために既読の部分を読み返そうと思っても、どこに自分が必要としているものが書かれているのか、すぐには探し出せないことなんですよね。

ですから、疑問に思うことは多々ありながら、探すのが面倒なのでそのまま読み進めてしまい、終いには完全に騙されて終わってしまった、という感じでした。

ちなみに私は、読み終わった直後の時点では、ラスト2行をこのように解釈してしまいました。「主人公のたっくんは、繭子のことを考えて物思いにふけっていたために、美弥子がたっくんのことを間違えて『辰也』と読んだことに気付かなかった。それほど、繭子に気持ちが戻りつつあるのかな?」と。
お馬鹿な私でした。

このサイトのおかげで、色んな仕掛けを再整理できて、心地よく騙してくれた本書の素晴らしさを確認でき、良い本に出会えたことに喜びを感じております。ありがとうございました。
Posted by 龍之介 at 2010年10月05日 12:02
この解説を書かれたずいぶん後に、作品を読んだ私にとって大助かりしました。


解説者さんが言うように、ミステリーと言うより間違い探し的な本という表現がぴったりだと感心しました。



しかし、騙されたなぁ(笑)
Posted by 唱 at 2010年10月24日 07:47
イニシエーションラブの謎解き、読んで衝撃を受けました。こんなジャンルの本は一度も読んだことがなかったので、新しい世界をのぞいたような気分になりました。
「どんでん返しがある」と聞いてはいたけど、読み終えても、一体なんのことかわからなかったのですが、このページにたどりついてスッキリしました。答えがわかっていくうちに、なんかぞくぞくしてきて落ち着かない気分になりました。私にとってはいいミステリーでした。
わかりやすい解説ありがとうございます。
Posted by いもちゃん at 2010年11月01日 09:29
私も昨日読みました。
最後の2行をすごく楽しみに夜通し読んだのですが、???スゲーつまんねージャンとか思ったりして、最後に美弥子もタックンと同じ間違えをしたんだーとか、しかし、タックン怒らないな~とか、繭の専門に迎えにいった?疑問が・・・・・。そして本日仕事そっちのけでこのサイトにたどり着き面白さが分かりました。あ〜〜〜すっきりした。ありがとうございました。
Posted by HIDEAKING at 2010年11月01日 20:54
はじめまして。
数時間前に読み終わりました。
私が同じ名前「まゆこ」だったので
それで興味を持ち読み始めました。

ミステリーと書かれていたのですが
ずっと何がミステリーなのかわかりませんでした。
読み終わっても、????のままで
このままでは眠れないと
このサイトへ辿りつきました。
スッキリです!!
明日から、もう一度読み返してみます。

同じ名前ですが、二股女だったとは・・・w
ありがとうございました。
Posted by MAYUKO at 2010年11月07日 02:39
ゴンザさん詳しい解説どうもありがとうございました。
私も最後の2行でどんでん返し!みたいな解説に引かれ文庫本でよみました。
 まず最後まで疑問を持たず読んでみましたが、夕樹をたっくん?便秘で入院?就職して性格変わった?などと引っかかりはありつつ、終わりまで読み勧めると どんでん返しですっきりするどころかえっ?違う人なのか…あ〜っ
 文庫本解説があったからうっすら分かりましたが、このサイトで目からうろこがボロボロでした。さっすが理数系の作者だと思いました。この手の小説は大好きですが、本当に破綻が無いのですね〜感心しました。また、静岡の薀蓄も楽しかったです!では、もう一度読んでみよっと…

P.S.:作者の乾くるみ氏は男性だったのですねっ これにもびっくり!!
Posted by まこりん at 2010年11月17日 17:02
はじめまして!
友人から借りて授業中ずっと読んでた中学生です。

最後の2行読んで、
美弥子も浮気してたんだと思ってました…。

解説すごくわかりやすかったです!
Posted by Shunsuke at 2010年11月25日 22:22
ごんざさん、はじめまして。

昨日、イニシエーションラブを完読しつつも、いまいちピンとこないまま眠り・・・だんだん今日になってああ!そうか!!と解ってきたのですが、絶対にもっとからくりがあるはず!と思って誰かに教えてもらおうと考え、検索していたらごんざさんに辿りつきました。

ごんざさんすごすぎっっ!!!

頭よすぎですっっ!!!

もうなんとお礼を言ったらいいのか。最後までうわーそうだったのかああ!って驚愕しっぱなし。

ごんざさんに辿り着いてよかった。つくづく思います。きっとぼんやりとしか把握せずに終わっているところでした。

感謝です!
Posted by junko at 2010年11月30日 15:39
私も、最後名前まちがえられちゃって・・・
って思っただけだったけど、なんか他にもある?
ネタバレ捜して、まさかたっくんが二人とは?

ごんざさんのおかげですっきりしました。
ミステリーとはちょっと違うけど恋愛小説みたいな
本でした。
ありがとうございました。
Posted by ラッキー at 2010年12月10日 19:51
読み終えて、大きな「?」で頭が一杯になりました。
どうしても気になったので、ネットで検索してこちらに辿りつきました。
スッキリしました〜。
ありがとうございます♪
Posted by ひよ at 2010年12月11日 14:57
はじめまして。分析の記事、おつかれさまです! 私感覚タイプなので、イニシエーション・ラブ、完全にだまされていました。でも、何か釈然としない…すっきりしないまま読み終えたので、なるほどー!と、こちらの分析すべて読ませて頂いてようやくすっきりしました・・・! そのうえでもういちど読みなおしてみようと思います。助かりました。ありがとうございます!
Posted by あさみ at 2011年01月10日 16:59
はじめまして こんにちは
1度読んで理解できなかったのでクラス1の読書家にも読んでもらったのですが彼も理解できずこのサイトにお世話になりました
解説御苦労さまです
Posted by 肉糞太郎Jr at 2011年01月17日 21:52
読後訳がわからず頭がパニックになり、このサイト見て謎解きの凄さに寒気がしました。ああ面白いかったなあ、他も読みたくなった。
Posted by 須田鳥 at 2011年01月18日 08:09
数年前に読んで、不覚にも「浮気相手と名前間違えて本命フッて浮気相手になびいたくせに、その彼女に結局は名前間違えられてやんのw」で終わってしまい、何がそんなに「必ず騙される!」本だったのかずーっとわからないまま、今日までいました。
過去読んだ本を振り返り、これは何だったんだろうと、ググった所たどり着き、数年来のびみょーな気分が、いっきに「すごー!」と盛り返されました。
どうもありがとうございました。
Posted by chika at 2011年01月26日 17:42
友達にすすめられて、この2日間をかけて、初めて読みました。
読み終えて、全く意味が分からず、取り残されたような気持ちに。。。
また初めから読み直して自分で謎探しをする気にもなれず、でもなんだったのかは気になって、検索をかけ、コチラにたどり着きました。
おかげさまで、へぇ〜。あぁ〜。なるほど〜。とよく分かりました。
それから、自分が「感覚的にものごとをとらえる」タイプだというのもつくづく分かり、世の中にはいろんなタイプがいて、何を面白いと思うかはまたそれぞれに違うのだということも、しみじみ感じました。
ほんとに、おかげさまです。
どうもありがとうございました(^人^)
Posted by 桜銀杏。 at 2011年02月03日 15:45
ネットでこの本は面白いというのを見て古本屋で探して3時間ぶっ通しで読んで騙され、
解説を見ようと調べてみてここに行き当たりました。
解説がすごく分かり易く、自分で気づけなかった所も細かく解説していてすっきり出来ました!
ありがとうございました!
Posted by at 2011年02月06日 05:45
マツモトユウコと石丸美由紀はもしかしたら「マユ」の存在をミスリードさせる為の名前ではないですかね。
なんとなく
Posted by at 2011年02月14日 11:58
マユが堕胎した子が、本当に辰也の子だったのか? 実は他にも男がいたんじゃないか? というのが残されたミステリーではないでしょうか? 辰也は、身に覚えがないというようなことを言っています。この疑惑が、マユをより怖い存在にさせている気がします。
Posted by at 2011年03月23日 20:16
文庫本の解説の「都こんぶ」のくだりの太字の意味がわからなくてうなっていたのですが、この解説を読んで すっきりしました。
ありがとうございます。
先の人のコメントにもありますが、マユが堕胎した子は本当に辰也の子なんでしょうか?
それとも、そう思わせるミスリードなんでしょうか?
Posted by 関西人 at 2011年04月03日 01:35
 素敵な解説をありがとうございます。

 ありがとうございますに尽きます。
Posted by POY at 2011年04月09日 23:36
ゴムをつけていても
抜いてから出すっていう友達が本当にいたけど

たっくんがおんなじことしていて
驚きました。

解説ありがとうございました。
Posted by タック at 2011年06月04日 02:39
6年以上前の記事にコメントするのもあれなのですが、とてもすっきりさせられたネタバラシでした。
ありがとうございます。
こちらで受胎の話を見るまで
3股以上かけてたのか・・・で終わるところでした
読み直したら、生でヤったけど中には射精していないってしっかり書いてありました^^;
この頃は外に出せば安全という風に捉えられていたのでしょうか
下世話なコメントでした。
Posted by at 2011年06月22日 04:02
素晴らしい解説をありがとうございます!
ずいぶん前の作品ですが、最近人に勧められ、読み終わった後のモヤモヤ感を解消するために解説を探していたところ、こちらにたどり着きました。

SIDE-Aでのズボンのタックの件と、その後強引に夕樹のあだ名をたっくんにするところで、これはたっくんがもう一人いるな、と思ったんですが、SIDE-Bの主人公がそのもう一人のたっくんだとは気付きませんでした。

ちなみに僕もまゆの妊娠の相手はたっくんBではないと思ってます。まゆは本当にしたたかな、怖い女でいてほしいのでw

ところで突発性難聴症の件はみなさん完全スルーのようですが、これに違和感を感じた方はいないのかな?
作者視点からして、その週末に静岡に帰れない理由を作るだけなら、別にもっとポピュラーな病気でもよかったわけで、なぜわざわざ難聴?というところに違和感を感じました。そのときのまゆとの電話で、まゆの言うことが聞こえずに一方的にたっくんBがしゃべって電話を切っている訳ですが、なんとなくひっかかりました。
まぁ何もないっちゃ何もないかもしれないんですが、何しろこの作者ですから、何かあってほしいと思ってるだけなんですがw
Posted by ぴろ at 2011年07月05日 06:06
私は名前が違うことにも気づかずただの夕樹がマユの事を忘れられないでいる、という話かと思ったのでこちらのサイトを見て「あぁ!そういうことか!」とスッキリしました。ありがとうございました。
Posted by たっくん at 2011年07月15日 15:17
ゴンザさん、あなたは乾くるみさん本人でしょう?
Posted by OJシンプルトン at 2011年08月29日 01:12
2011年。
最近友達に勧められ読みました。
最後の2行目で?が頭中を埋めてしまいました。

こちらの解説を拝見し、もやもやが晴れていきました!丁寧な解説を本当にありがとうございました!
Posted by 歯科 at 2011年09月08日 18:13
最後まで読んだのにまったく意味がわからなくてはがゆくてこれをよんでスッキリしました!
途中からたっくんの性格最悪だな〜って思っていたので全部繋がって嬉しかったです(^^)
ありがとうございました!
Posted by りかこ at 2011年10月26日 19:54
私もすっかり騙されました。もう一度読んで、自分で時系列表書いてみて納得しましたが、こんどは目次の曲が気になり、こちらにたどり着きました。曲の内容と本文とはリンクしてないのでしょうか?
それから、達也はDVの気があるのではといらぬ心配しています。
他の方のコメント読んで、私と同類がいるなって思って、楽しくなりました。
詳しい考察ありがとうございました。
Posted by liberty at 2011年11月28日 02:07
静岡人です。
運よくゴンザさんのHPにたどり着きました。
「アピアで待ってる」は、パソコンの前で一人で大々爆笑しました。
コオロギ爺さんの事も、スッキリしたし♪
読めてよかったです!

ゴンザさんの分析、すんご〜く楽しかったっきや〜。←コテコテ方言☆

素敵な解説をありがとうございました。
Posted by みい at 2011年12月10日 14:38
いちブログの中のひとつの記事としては、あまりに膨大な文量。

まさに“重箱の隅をつついた”ような、細かい掘り出し作業(筆者の仕掛け、の)。

他作品との関連や“静岡ローカル”についての考察。


………コレを書き上げるのに、どれだけの労力と時間を使ったのだろう?

ゴンザさんは何者?
学生?自営業?会社社長?


………ひとつだけ確実に分かるのは、ゴンザさんが、この作品とその筆者(乾さん)をこよなく愛しているということだけ!





作品本体も、ゴンザさんの“作品考”も、皆様の感想も………、全て楽しく読ませていただきました。

乾くるみは今作が初読みでしたが………、他の作品も気になるなあ、今度買ってみようかしら?と思わされた記事でした。
Posted by ま at 2012年05月14日 11:35
わかりやすい解説ありがとうございますっ!
たっくん二重人格か何かかと思っちゃいました(笑)
まさか別人とはおもわなかったです(-o-;)
Posted by ポカリ at 2012年05月17日 17:04
解説ありがとうございました!
私は「最後の2行から読めばいいじゃん」と立ち読みで済まそうと思ってた口ですが、結局訳が分からず、とりあえず「主人公の名前が最初と最後で違うな」と分かっただけで結局買って読むことにしましたがもう一冊一緒に買った小説に気を取られてしまいサイドAとサイドBがあることも知らずに謎は解けず、この解説を読んで初めて最初から最後まで読もうという気になりました。
ただ残念なのは、自分でなぞ解きするチャンスを自分で不意にしてしまったことと、買ったのが文庫本なので「表紙が示すもの」を見られないということです。
「後半のたっくんは妙にアグレッシブだな〜」とどおりで思ってました。やっぱりサイドAのたっくんのほうが好みです(たばこを吸うのはマイナスですが)。
Posted by 水樹 at 2012年05月26日 09:33
 「この小説はパズルや間違い探しに似ている。物事を感覚的にとらえる人には面白くないが,しつこく論理的に分析する人にとっては面白い」という,ゴンザさんのコメントが一番しっくり来ました。まったくその通り!

 わたしもA面とB面のたっくんの人物像に違和感を覚えつつも,とにかく早くラスト2行まで行き着きたくて,がーっとナナメ読みしてしまったクチなので,当然何がオチなのかまったく分からないし,小説そのものはごくごくフツウのありがちな男女の物語だし,めずらしく夜更かしして一気読みしたのに!と不快感だけが残り…。

 ゴンザさんの謎解きを読んですっきりしてさえも,これを「ミステリー小説」と呼ぶのか,よく分かりません。分かったのは,自分には向かないんだな,ってことです。頭,悪いからかなあ。
Posted by もも at 2012年07月01日 22:36
最後の2行にひかれて文庫を買いました。途中から違和感は感じつつも、マユちゃんかわいいな〜っと思いつつ恋愛小説として読んじゃいました。どんでん返しって、やっぱりマユちゃんと復縁してハッピーエンドかな〜、なんてゆるい予測をして読んでたら、最後2行でやられました。別人じゃん。どっから?となり、パラパラめくって、サイドBからか〜、ってなり、順番が逆なのか〜、って思って、またパラパラめくってたら、同時進行じゃん、ってなって、もうお腹いっぱいで答えを求めてこのサイトに来ました。いや〜、すっきりしました、ありがとうございます。自分もマユちゃんみたいな女性と出会ったら、コロリと騙されることが良く分かりました(笑)ぜひ、マユサイドの話を読んでみたいですね、怖いですけど。
Posted by かいり at 2012年07月10日 00:33
とても解説が分かりやすく助かりました。私は、最後の2行を読んだときに、「え?この人って夕樹じゃないの?」ぐらいしか分からず、本の最後の解説部分を読んでも、「は?意味分からん…」っていう状態だったので、ここはもうネットしかない!と思い、ゴンザさんのページへたどり着きました。めちゃくちゃ難しい知恵の輪が、一気に解けた感じでスッキリしました!!読んでる時は、「マユ、かわいいなぁ。」とか思ってたんですけど、まあなんて恐ろしい女だこと…
「再読せずにはいられない!」
この通りですね…でもその前に、「天才」こと乾くるみさんの他の作品を読もうと思います!
なので今日からは、「リピート」を読みます!
この作品も「リピート」できるものだと嬉しいです!

最後に……ゴンザさん、分かりやすい説明本当にありがとうございます!!!
Posted by もも at 2012年07月13日 19:09
解説ありがとうございました。
半分くらいしかわかってなかったようです。
ちなみに「コオロギ爺さん」は「興梠さん」ではないかと。
タッくんも電話では理解できず、カタカナしか思い浮かばず、なんだかよっぽど記憶に残る話になったんだろうな。と思います。
Posted by ケンヤ at 2012年07月21日 17:33
「もう一度読み返したくなる」に惹かれて読みました。
結果は、一度読むと最後(夕樹ではなく辰也)に、細部の違和感と数々のエピソードが、かちっとはまったので、私は読み返しませんでした。細部を記憶にとどめながら読んだからでしょうね。
 それを確認したくてこちらにたどり着いて、ほぼぴったりでしたが。
 私の解釈ははじめからマユが主人公なんだろうということでした。
 これは論理ではありません。感覚的に読むと、マユは夕樹に出会った最初の合コンから、辰也のもらった指輪をしながらも、夕樹をカラオケに誘うタイミングを外さず、海水浴でも二人だけの秘密を作って自ら電話番号を教え・・・ここまでは単に世慣れた女、曲者という印象でしたが・・・

 週に一度は会おうと指定してきたのが金曜日で、土日にはデートなしで始まったところです。
 処女で彼氏なしで、合コンに参加して、そのあと同じメンバーで遊んで、ひとりの男性に心惹かれて電話番号まで教えて、ふたりきりで会いたいなら、ちゃんとおしゃれできる週末に会いたいってのが、女心です。平日指定は裏があります。
これは本心では週末は別の用件(とりあえず辰也と会う時間は確保)があるからだめってことだし、夕樹に対しては仕事帰りの清楚でまじめなイメージの演出にもなります。

また、夕樹の将来、内定先やそこで転勤があるかどうかの確認をすること自体が、場合によっては、転勤してしまった辰也とは終わりになるかもしれないから、次を確保しようとする、女のシビアな現実主義をのぞかせます。

そもそも、東京に行ってほとんどとんぼ返りで誕生日に指輪をくれたばかりの辰也をキープしながら、新しい出会いに顔を出すこと自体、もう別れを想定して保険を確保しようとしているとしか思えない。

 だから、マユちゃんは策略家だというのが根底にあって、時系列やすりかえのトリックに引っかかりながら、結末で鈴木は二人だと思った瞬間、今まですべてのことが芋づる式に見えました。

 
Posted by らい at 2012年07月29日 02:36
続けてすみません。
マユちゃんが妊娠の報告をしたとき、辰也は結婚しようと言いますが、マユちゃんは拒否します。
もうこの時すでに、マユちゃんは辰也と生きていくつもりはなかったんでしょう。
辰也はいわゆる、酒乱でDV、モラハラのようですから、女性なら見限るのも当然だし、むしろ、マユちゃんの視点に立ってみれば、酒乱、DV、モラハラの男とうまく別れて、本当に優しい男と会うためのハウツー本にも見えます。
あくまでも、裏切りをひた隠ししながら、あなただけと思い込ませ、最後はウザイと思わせて、相手から別れを切り出させる・・・
このために、堕胎まで覚悟したのかもしれませんね。
Posted by らい at 2012年07月29日 02:50
解説めっちゃわかりやすかったです!
読み終わって混乱してたので
スッキリしました!
Posted by ちあき at 2012年08月18日 16:23
UVERのTAKUYA∞さんが紹介していたので
軽い気持ちでつい買ってしまいました。

しかし読み終わった時の頭の中は不思議な感じで、こんなに狂わされる事に感動しました。
買ってよかったです!!

そして、ゴンザさんに感謝です!!
やっと謎が解けました(笑)
ありがとうございました♪
Posted by 中学生ぱんだ at 2012年08月18日 16:25
こちらの記事を読むまで、まったくトリックに気づいてませんでした。
ただの恋愛小説じゃん。なんでミステリーなの?って。
詳しく書いてくださってありがとうございます。
スッキリしました。
Posted by ビックリ at 2012年09月08日 10:40
解説ありがとうございます!!
年表あったらわかりやすいなーと思っていたのでほんと助かりました!
タックの件など新発見が多く驚きの連続でした!
気になっているのは、夕樹が東京の会社で内定をもらっていることです。
このまま東京で働くことになったら、また同じことが繰り返されるのでは…?
マユこわすぎです(>_<)!!!
でも、とりあえず天気まで調べちゃうゴンザさん素敵すぎます!(笑)
ファンになりました!
Posted by あき at 2012年09月10日 00:16
どこかで見かけた、おすすめミステリー小説紹介にもう一度読みたくなる とあって、iPhoneの電子版で買って一気に読んじゃいました。
最後の言葉でハッとして、解説サイトをぐぐったら、こちらに辿り着きました。

めからうろこがたくさんで、もやもやがスッキリになりました(*´ω`*)
多謝!
Posted by レミ at 2012年09月22日 11:56
なんとなくトリックと伏線には気が付いていましたが、ここを見るまで読み飛ばしていた部分が多くて驚きました。
まさか表紙にも仕掛けが施されているなんて思いもしなかったので、解説を読んで初めて、書店でつけてもらったカバーを取って確認してしまいました。

読書に慣れてくるとさらーっと読んでしまいがちですが、私も一冊一冊丁寧に読みこんで楽しんでいこうと、改めて考えさせていただきました。
Posted by ぼんやり at 2012年09月24日 21:10
ゴンザさん解説有難うございます!こんな解説を待ってました!
ゴンザさんがパズルや間違い探しが好きな人向けと書いていたことにすごく共感しました。
『はこの中』と『セカンド・ラブ』もパズルのような話なのですが私には全部を解くことが出来なくて悔しい思いをしています><是非この二冊の解説もしていただきたい!w

ゴンザさんの解説で知ったトリックもあったのでもう一度イニシエーションラブをよみたいと思います。有難うございました。
Posted by やーこ at 2012年11月06日 13:00
ずっと気になっていた本です。今日、ようやく読みました。
読み終わっても所々スッキリしなかったので検索したら、こちらが出てきて全てスッキリです。
ありがとうございます。

元静岡人(浜松ですが)としては、本文を読んだ時には気付かなかった「アピア」が、「アピアで待ってる!」のアピアだったことに気付いて感激です〜。
谷島屋書店には本文ですぐ反応したんですがね。
Posted by nagi at 2012年11月19日 22:37
二回読んでも尚、鈴木が別人と言うことにすら気付かなかったので、ここにたどり着き全て読み終えました。ここまで分析してもらえて、いぬいくるみさんは作家として幸せでしょうね。そして、このブログにたどり着けて私もハッピー!!なるほどー!すげー!のオンパレード。どうもありがとうございました。
Posted by ぴぴび at 2013年02月16日 11:22
side-Aとside-Bの鈴木がいやに印象が違うな〜と思っていたら最後の2行で別人と分かり。
それ以外にも違和感だらけだったけど、自分ではいまいちよく分からなくて、読み終わった直後にネットで検索したらこちらのブログにたどり着きました。
年表など、たいへん分かりやすく、目から鱗の連続。
「あああ!そういうことだったのか!」と悶えながら最後まで拝読しました。
side-Bの鈴木の酒乱・暴力など、「こんな男とは別れて正解」と思いましたが、side-Aの鈴木が就職して東京に行ってしまえば、また他の男を捜すことになるんだろうな・・・怖いなマユ。
それにしてもマユを妊娠させたのは一体誰なのか。私の中で、石丸さんの姉の存在と共にいちばんの謎です。
避妊していなければ、たとえ中で出さなくても妊娠することはあるので、辰也の子どもだという可能性もありますが、「第3のたっくん」がいるのだという説にも大いに納得できます。

モヤモヤが晴れて本当にすっきりしました。
ありがとうございました。
Posted by hinako at 2013年02月18日 09:42
何か、読み終わったあとなんかよく解らなくって、これ見てだいたい納得できたけど。
夜中に読んだから何か怖かった(゚д゚)!!!w
スッキリしてだいぶ落ち着きました!ありがとうございますv(=^0^=)v
Posted by もも at 2013年03月05日 03:49
僕はミステリー二作目の初心者です。いやー、完璧にただの恋愛小説だと思ってました。ww 本当にたらたらと読んでいたので、最後の『辰也』の名が出てきたとき「あれ?こんな名前だったっけ・・・」と思いました笑。ほかにも、なんかどうでもいい描写がいっぱいあるな〜、主人公の性格、なんか荒々しくなってね・・?と、腑に落ちない心持ちでした笑。しかし、僕は情緒的なものを求めていたので、この本にはすごいと思いながらも、あなたの言うとおり、僕の期待には応えない本でした。ひとつ言うなら女の怖さが知れましたww 情緒的な、今まで読んでいた本だけでは得られなかったものだと思います。解説すごいわかりやすい。寝るのも忘れて魅入っちゃいました。
Posted by ゆーが at 2013年03月05日 06:10
わかりやすい解説感謝です
人の名前を覚えるのが苦手で
最後もさらっと読んでしまい
あれ? トリックは、、、なにかあるんじゃなかったの?帯には、ふかわりょう大絶賛だったのに、、、
って一瞬逆に焦りましたww
ただ最後の方のたっくんの回想で
あー男の恋愛はフェードアウト 女の恋愛はカットアウトだと前何かで聞いたような気がしたので
あーーーーたっくんーーーってなりましたww
Posted by たっくん at 2013年04月05日 23:48
ゴンザさんの謎解き説明を見て、イニシエーションラブの面白さが2倍にも3倍にもなりました!!ありがとうございます(^o^)v
Posted by るい at 2013年07月27日 05:25
はじめまして。

今日電車の中で読み終わり、最後のページでパニックに陥ったのでめちゃくちゃこの説明に感謝してます。
凄いわかりやすい!

ただ疑問だったのがマユの堕胎のくだり。

そんな手術後すぐにそんな気分になれるのか?
そもそも夕樹もいくらなんでも気づくだろう

と思ったので、他の読者さんがおっしゃってた、実際妊娠はしてなくて処女膜の再生手術だったのではないかという意見かなぁと思います。

とりあえず……夕樹にかなり同情する結果の小説の終わり方かなぁと思います。
Posted by ゆいあ at 2013年09月27日 19:31
うーん
手品を楽しみたい!と思って観てみたら
マジシャンの技術があまりに稚拙で楽しみようがなかった…って場合もありますよね^-^;
Posted by 颯介 at 2013年09月27日 21:32
私は2回読み、この謎を解いてやるつもりでした。しかし、

AとBの時が逆になっているのかな?
AとBの「たっくん」は別人なんだ! 
もしや、AとBのたっくんとマユは同じ愛称で、全く違う別のカップルなのか…?
ということは、AとBの話は関連性があるように見えて、実は関連性なし…?

というぼんやりとした謎解きになってしまって、
もやもやしていたのですが、すっきりしました。
まさかマユが二股かけてたなんて……衝撃です。
このブログに辿りついて、あ、そういえば…とか、すげー!!の連発でした!

こんなに分かりやすくて面白い解説、ありがとうございます!!
ゴンザさん、すごすぎます…!
Posted by みる at 2014年02月22日 21:31
しゃべくりの有田オススメ本で最近読みました!
絶対に二度読み返す!と言ってたので終始ハラハラしながら読んでました。
静岡県民、富士通入社などなど共通点が多々あり1回目ありゃ?2回目ヤバイ!な感想でした。

しかし、静岡にしては方言でたの1回じゃないですかね?
海道くんの語尾の”ら”
名古屋の方も語尾に”ら”使うんですかね?

2度見ると言う意味でディカプリオのシャッターアイランドを見たくなりました。
Posted by たかお→たっくん at 2014年03月15日 13:21
読み終わって自分ではある程度わかったつもりでした……ですが、たくさんこの本に隠された面白い部分を見逃していました!!
解説を全部読んで思ったのですが……


あなた、乾くるみさんですね?



あまりに鈍感な読者達に嫌気がさして、このサイトを作ってしまった!!そうではないですか(笑)
あんなに時間をかけて緻密に練った伏線を誰も気づいてくれない…
それでこのサイトで解説するに至ったと言うわけです。

Posted by koko at 2014年03月16日 10:16
ミステリーファンの私ですが、ミステリーの、人が死ぬこととかドロドロした人間関係を読んでいくのに疲れ、あまーい恋愛小説が読みたいと買ったのがこのイニシエーション・ラブでした。
結局これもミステリーでドロドロしていたわけですが(笑)、読み終わるまで甘酸っぱい恋愛小説だと疑いませんでした。

最後まで読み終わった時、突然胸を押されて突き飛ばされたみたいな、ズドンという衝撃がきました。

自分で考えてもわからず、誰かに教えてもらいたいとここに来たのですが・・・
ゴンザさんの文章を読むうちに、わっ!と無意識に声を出してしまうほど衝撃的でした。
自分ではこんな深い解釈までたどり着けなかったと思います。感謝しています。

友達にこの本を貸す際は、ここのページのこともあわせて言っておこうと思います。あんた一人じゃ絶対わかんないよって(笑)
Posted by 琴 at 2014年03月26日 10:34
知人に勧められて読みました。

色々な考察もさせていただき、
非常に面白い作品だと思いました。素晴らしいです。


ここで、他にも感じた方はいらっしゃると思いますが、


・マユは「夕樹」と「辰也」以外に
 「北原」とも体の関係を持っていた。

根拠として、

・妊娠の可能性0%というわけではないが
 「夕樹」と「辰也」のは共に
 妊娠の危険が高いやり方で性行為はしていない

・北原が見せた手品は、「同じ鍵」が2つあれば
 可能であり、北原が右手をズボンのポケットに 入れている仕草を夕樹が目撃していて、
 実は北原は受け取った鍵をポッケに入れ、あら かじめヒモに通しておいた鍵を見せることで
 手品を完成させている。
 つまり、北原とマユは少なくとも関係を持っている可能性が高いです(テニスや飲み会のやり取りからも推測できます)


よって、
マユは北原とも体の関係を持っており、
北原は妊娠の可能性の高い性行為を行って
マユが堕胎したのは北原の子である
可能性が高い。
(北原の手品の描写や、文章を北原に注目して読むとさらにそう読み取れます)


こういう解釈もできるのかなと。
色々な考察ができて本当に素晴らしい作品だと思います。

Posted by 推理探偵ぽん at 2014年04月06日 15:08
細かい分析、ありがとうございました。
読むなと言われると余計気になって、先に後ろから読んでしまったクチです。でもどこがミステリーなのか分からなくて、結局最初から。
このブログなかったら、きちんと理解出来なかったかもしれません。

FMとPC-nシリーズの謎の件は、興味深かったです。個人的に思うのは、やはり親指シフトのキーボード。JISの並びのものと両方とも同じように使いこなすのは難しかったと思います。(ここで別人と気づけなかった自分が悔しい。)自分のときは、FMタウンズとPC98でした。すこーし後輩なんだと思います(笑)。

あと、ページが違いますが、静岡県立大学が開学したのは、86年か87年だと思います。静岡薬科大、静岡女子大、法科短大などが統合されたような記憶があります。

どちらにしろ、懐かしい時代の話です。
Posted by けーすけ at 2014年04月21日 20:53
3月に話題になったので図書館で予約をしたら
100人待ち。ようやく今日借りられて
一気に読みました。

私はミステリファンではなくて
むしろ甘酸っぱい恋愛小説好きなので
ほほ笑ましくどんどん読み進めました。

途中少しずつ怖くなってきて、
あれ?という言いようのない違和感が襲い
けどその正体が分からず…
結局気づいたのは物理学科ですよ。

あれ?あれ?で最後のくだりです。
きれいにやられました。

そこからは頭の中でよーく整理し直し
人と時制とは自力で判明したので
このサイトは補足程度に読もうと思い
来てみましたが、
まさかここまで詳細に分析されているとは。

恐れ入りました。
良質なサイトを作成していただいたことに
感謝いたします。
Posted by 相撲湾 at 2014年06月23日 03:01
こんにちは。
通勤電車のドアに貼ってあった広告を見て電子書籍で読みました。

最近TVで話題になったと書いてあったので読んでみたのですが、一旦読み終わってから「あれ?名前??」と気づいて、最後の数ページを読み返したけどわからなくて。

作品のコメント欄を読んでもわからず、結局コチラへたどり着きました。すっごくわかりやすくてスッキリしました。ありがとうございました。

自分も出身は静岡ですが残念ながら東部なので、登場する場所が全部わかるわけではないのですが、コチラのページを読んで「っけ」が方言って知って、この作品がミステリーだったことを忘れていたくらい驚きました(笑)

いろいろ再確認できたところで、また読み返してみます。
Posted by teco at 2014年08月26日 14:43
最後の名前を見た瞬間「えっ!???」と声を出しそうなくらいビックリ。それから考えてもわからず、、(笑)ここにたどりついて「なるほど〜」とスッキリ!
読んでいて確かにAとBのたっくんに少し違和感はあったんですけどね。まさか別人のしかも二股だったとわ……。マユちゃん怖い子だわ(笑)
Posted by れい at 2014年08月30日 14:41
普通の恋愛小説だな、、、なんて思いながらも、所々で違和感を感じ、あれあれ?と最後まで一気読みしました。
こちらのサイトで細かく解説していただき、いろいろスッキリしました。ありがとうございました。
女って怖いな、、、、これが一番の感想ですww
Posted by umiumi at 2014年09月13日 23:30
はじめまして、お邪魔いたします。
私はこれ、もしかしたらマユの初めてにして唯一の男って天童太郎かなと。だから本心では辰也と結婚したくなかったんじゃないかなと思いました。
この年代であれば「イニシエーション」というとオ○ムの教祖からの洗脳が最初に浮かびます。
マユは天童の言うことを実行しているだけかもしれない、という気もします。
より天童にふさわしくなるためステップアップの相手を探して、通過儀礼的に行動している、のではないかと。
なおマユも年の割に演劇に詳しい・伝聞で知っている作品がある、天童も「理系でたっくん」である、マユが一番目も〜三番目もたっくん、という発言をしているくらいですが。
妊娠期間についてはよほど日にちが空いていないと分かりにくい、あるいは天童とは初めて以来交渉なしの可能性もあるので、ブラフかもと思います。しかし天童の子の可能性もあります。八月頭には三ヶ月目に入るんですが。
マユが天童に入れ込む理由は石丸がハマってたのと同じものではないかな、と。
イニシエーション・ラブと最初に言いだしたのは石丸姉で、天童もそれに乗っかった可能性も充分ある気がします。なんで天童とか姉ちゃんとか出るの?と思いましたので(笑)
では乱文にて長々と失礼いたしました!
Posted by タチバナ at 2014年09月25日 19:37
全部のコメントを見きれてなく、重複かもしれませんが、書いてみます。

私は、46歳のオッサンです。

私は大学卒業後NECに入社しまして、N5200で新人の時代を過ごしました。当時は、もちろんウィンドウズなんてものはなく、OS自体も各メーカで異なり、データ互換も何も無い時代でした。なので、現在のような、各社のパソコンが入り乱れている状況なんてものは存在しえません。(同一メーカの端末でないと業務なんて出来ないです。。プリンタ印刷ですら、異なるメーカでは出来ません。(無理すればできるでしょうが、メーカ企業はそんな手間な事しません))

N5200は、87年、88年を示すキーワードではないと思います。時制トリックの複線的な説明を受けたと有りますが、話し手と受け手の意味の取り違えだと思います。直接的な年代を示すものではなく、この時代は同一の会社系列に他メーカのパソコンなんて、まずありえない時代なので、異なる場所である事を簡単に示唆できます。

想像するに、そういった事を伝えたかったのに、直接的な時制キーであると、受取ってしまい、調べたが、意味が不明であり、解る方は、教えてくださいと、なったのではないのでしょうか。
Posted by 46歳のオッサンです。 at 2014年09月26日 02:09
解説よませてもらいました・・・
この本は、テレビで知り、何気に暇つぶし程度に読んでみたのですが、4日間の間に4回読み直し
おまけに、二つの年表みたいなのを作ったりして
謎解きしみました・・ただひとつ気になるのは、
夕樹とエッチした繭は処女ではなかったことをなぜ彼はみぬけなかたったのかな?と思いました、それだけ繭はしたたかだったのか・・・それとも
夕樹ことたっくんはそれだけ純真な人だからだったのか?引っかかりましたが・・
なんせ、時代背景と主人公たちの年齢が同じくらいなのでそこも共感できるものでした・・・
ここ解説を全部読んで・・すっきり・・・です
楽しませてもらいました・・ありがとうございます。
Posted by 食いしん坊姐さん at 2014年10月21日 19:11
知り合いに勧められて『イニシエーション・ラブ』を読破しました。
ここの解説も、知り合いが教えてくれました。

B面を読み進めるうちに、たっくんとマユは「木綿のハンカチーフ」の歌詞のようだな〜…なんて、私は完全に騙されてました(^^;)

“最後から2行目”にやられて、A面とB面のたっくんが別人であることはすぐに気付いたのですが…。
私が気付かなかった部分まで細かく分析された解説に、ただただ驚きです!
ありがとうございました!
Posted by ERIS at 2014年10月21日 20:43
先ほど1度目を読み終わりました。

年代はタイムリーではありませんでしたが、シンプルな分、妙にリアルで、自分の「通過儀礼」を思い出しました。

繭に感情移入し過ぎていたので、物語が終わりに近づくにつれて気持ちが暗くなっていきましたが、結果、ハッピーエンドでほっとしました。

普通の恋愛小説として楽しめたので、とてもうれしかったです。

これから2回目です。楽しい記事をありがとうございました。
Posted by 38歳男性会社員 at 2014年10月25日 16:03
はじめまして。素晴らしい解説ありがとうございます。

ミステリーファンの知人から、面白いから読んでみてというメールを受け、翌日本屋で入手しました。もちろん文庫版のほうです。

なんだか薄いな。それが最初の印象ですが、もちろん単純に本のボリュームのことです。ミステリー小説って基本的には厚くなる傾向がありますから。

さらに読み続けて行くに連れ、ただのミステリーではないな、と思うようになりました。何の事件も起きないからです。でも、読みやすく懐かしい内容だったので、とにかく最後まで読み切れました。

文庫の帯や裏表紙のコピーには違和感を覚えますが、違和感と言えば、この作品全体が違和感のかたまりなので、返しに記載されている作者のプロフィールも含め、全てが小道具なんだろうな、って思ってます。

おそらくアマノジャクな人ほど気にいるアートなのではないかと。もちろん作者より年上の私も、かなりなアマノジャクだったりします。

蛇足ですが、文庫版244ページ1行目から2行目にかけての「正等に評価してくれて…」の正等って正しい表現なのかな、という別の違和感を覚えたのを記して、この駄文を締めたいと思います。

乱文失礼いたしました。
Posted by TOPPO at 2014年12月25日 04:37
はじめまして。
実はですね。
イニシエーションの連鎖で「辰也⇒マユ⇒夕樹」
はないんです。
辰也が美弥子にイニシエーションラブを教わる少し前にマユの方がイニシエーションして、夕樹に近寄っているんですよ。
このストーリーは、辰也がイニシエーションラブを知るのではなく、A面とB面を織り交ぜることにより、マユと言う一人の女性が自我でイニシエーションラブをすると言う一連のストーリーだと私は解釈しています。

勝手な解釈ですけれど、すいません。
Posted by CAN at 2015年01月04日 20:44
こんにちわ。このサイトでモヤモヤがスッキリしました。

気になることが一つ。
マユコに喫煙のきっかけを作ったもう一人の「たっくん」がいるのでは?と思ってしまいます。そのたっくんこそが「タクヤ」という名前だったとか。。。考えすぎですかね(笑)


描写のない部分まで色々考えさせられるこの話は本当によく出来ているなぁと、読書の習慣がない私には出会えて良かった本でした。
Posted by りおん at 2015年01月05日 10:58
この本を読み終わった時、なんでこの本が本屋さんのベストセラーコーナーにあるのかわからない、ただの浮気男の話じゃん。と終了させ3ヶ月…
衝撃の事実を友達に聞きました。

確かに通勤時間、片手間に読んでいたとはいえ自分の読解力のなさに衝撃でした…

まさかたっくんが別のたっくんだったとは!

確かに夕樹じゃなくて辰也じゃん!

事実を知ってからは、ただただまちがい探しに必死でした。この解説ブログを読みかがら何度乾くるみにスゴイ…と感じたことが。

ミステリーを読む時は真剣に読まなければ、
すごく著者に失礼なことになるんだと気付きました。
解説、おもしろかったです!
Posted by まぼ at 2015年03月16日 21:48
 たいへん面白く読ませていただきました。
 それで、コオロギ爺さん登場の理由、及びヒロインの職業設定について、こちらも長文になりますが、その後半に書いてみました。
 お暇なら、どうぞ。
Posted by 昔の映画 at 2015年05月24日 23:40
映画が出来てあちらこちらで宣伝していたことで興味を持って,なんの情報も無く読みました。
読んでいる最中,B面に入ってからずっと感じていた違和感が,最後の「辰也」でなに?となり,ざーっと斜め読み直しした口です。
ずいぶん前の本だったんですよね。(^-^;
こういうジャンルがあることもブログを読ませてもらって,今さらながら知りました。
たぶん,この本を一番楽しんでいるのは作者でしょう。読む側とは違う楽しみ方でしょうが。
残念ながら,私は,そういう本は嫌いです。

 

Posted by はー at 2015年06月03日 00:11
素晴らしい解説の数々! 本当にありがとうございます!
某テレビで有田さんが話されてるのを見て以来、ずっと気になってたのですが、最近の映画CMにてその思いが強くなり、本日一気に読んで2章で書かれてた順番通りにすり替えトリックに気づきw 
時系列の表を作ろうとしてました・・w
ので、こちらで完璧な表と解説?のお蔭で、いま気分爽快!
スッキリとして眠ることができます!
これをどう映像化するのか。。映画も観に行ってみます!
Posted by み at 2015年06月07日 04:40
解説ためになりました!
ありがとうございます◎
私は映画を見てからの小説だったので逆の順番だったらどうやって映像化したんだろうーという楽しみがありながら観れたのかな?
と思うと悔しい気持ちもありましたが小説の方が細かい付箋があり面白かったですし、みやこのお姉さんは出てなかったですし、さすが原作だなーと。映画も映画で面白かったですが!
この年代と違うのでタイトルにもなってる曲名がもしかしたら時系列の鍵となっていて発売された日にちを見ると同時進行ということがわかるパターンなのかな?と思って調べたら日にちは関係なく曲の内容が話に関わってるということだったのでスッキリしました!
原作はまだ一度しか読んでいないのでもう一回読んでみたいと思います。
それにしても天童、そしてみやこの姉は木になる存在ですね。。。
Posted by おゆい at 2015年06月15日 02:59
 皆さんのコメントも楽しく拝見させてもらいました。なるほど、ここの説明があって私も全体を理解することが出来ました。大変ありがとうござます。
 最後に「辰也」が出てきたときは「ん?どこで入れ替わったか」と遡って探したけれど誰のことかわかりません。もやもや感だけが残って誰か助けてくれって思いでここの解説にたどり着きました。私もこの頃は20代前半でしたが、男女7人は全く見ておらずボウイも解散後に知りましたので同時代でも実感が湧かなかったのがつらいところでした。それでも当時の女性の好みはまさにマユちゃんのようなタイプでしたので、二股という結末を知った時のショックは・・・
 買うときは少し恥ずかしかったけど読んでよかったと思った作品です。しばらくは引き摺りそうです。
Posted by チュネパラ at 2015年07月06日 00:28
私も同じような年表を作ってしまった口です。
答え合わせをしたくて、このブログを読みました。
大体あってたんだけど、「タック・・」に気付かなかったのが、悔しい!

「再読必至!」とあったので、そのつもりで読み始め、勝手にSide Bは繭子側からの物語で、狙ったスズキが思い通りに動いてくれてシメシメ、みたいな怖い女の話だと思いながら読んでいました。
Side Bを読み始めたら、まだ鈴木語り・・だったので、あれれ?

繭子が怖い女なのはその通りだったんだけどなあ。
スズキが違う男とは思わなかった〜〜。
 
最後の2行まで、気持ちよく騙された。
Posted by ななこ at 2015年07月18日 21:58
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Tracked: 2008-03-26 00:21

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Tracked: 2015-08-26 23:54