2012年02月27日

正直すぎる「あ〜ちゃんという生き方」

前回、「のっちの鬼ハケ」について考えました。のっちがライブ終了後に、冷たいといえるほどあっさりとステージを去るのは、「オン/オフ」がはっきりした、彼女のプロ意識の高さがなせるものである、というのが私の見方でした。

で、あ〜ちゃんです。彼女はこの「オン/オフ」については、のっちの対極にある、と私は感じています。

ステージや、テレビで見るPerfume。その中で、ファンのみなさん、「あれ? あ〜ちゃんなんか変だな」と思うことはありませんか? 特に地が出るラジオ「Perfume LOCKS!」にて「今日のあ〜ちゃん、元気のない声してる…」と心配になること、ありませんか?





「仕事」の時間に入っても、その時の心の具合が、内情を良く知らない第三者にわかるほどに出てしまう、ある意味においてはプロ失格とも言える「切り替えの下手さ」があ〜ちゃんの、最大の特徴なのです。

悩み。迷い。悲しみ。

そういった負の感情を隠そうとしても、あ〜ちゃんは隠しきれていません。まるで「サトラレ」のように、心がにじみ出てしまっているのです。ファンが気遣ってしまうほどに。

あ〜ちゃんが沈んでいるとき、良く見て、聞いていると、メンバーふたりが、とくにのっちが張り切り、なんとかカバーしようとしていることに気づきます。のっちは強い子。「噛み様」であっても、天然ボケであっても、安定して「のっち」です。何を考えているのか分からない、とかしゆかに言われてしまうのっちですが、それは感情を押さえ込んで「プロ」として仕事の場を乗り切れる強さにもつながっています。

言い方を変えれば、大本彩乃は仕事モードに入れば「のっち」を瞬時に作ることができる能力を持っています。

しかし、西脇綾香には、アイドルに不可欠ともいえるその能力が、致命的に欠けています。驚くほどまっすぐ。ありえないほどに正直。つまりは、ウソがつけないのです。ウソというものは知っているけれど、その使い方を知らないかのように、「作る」ことができません。

思ってもいないことは絶対に言えないし、あれほどサービス精神旺盛なのに、場に流されてリップサービスをすることもできません。できない時、答えられないことには、困ったように口を閉ざします。適当に受け流してちゃっても……と思う場面でも、ハラハラするほどに真っ正直です。

でも、たぶん、それでいいんです。

あ〜ちゃんは、ウソをつかない。だから、周りは信じる。とことん信じる。彼女の言葉を疑うことには意味がない。

Perfumeの先頭には、常にあ〜ちゃんの心がある。その心にスタッフは、ファンはついていく。

先ほどは負の感情についてだけ言いましたが、あ〜ちゃんは、正の感情もとんでもない勢いで撒き散らします。

喜び。うれしさ。感謝。

彼女がありがとうって言ったら、そこにはありがとうの心がある。口先だけではなく、心から出てきている。「にじみ出てしまう心の力」は正の感情にだって同じように、いや、彼女が望む分大きく働きます。彼女を中心に飛び散るココロの粒子。Perfumeが信じる言霊の力。

MIKIKO先生は言いました。あ〜ちゃんが笑っていられるのが、Perfumeにとって一番いい状態だと。そうであれば、Perfumeはだいじょうぶだと。

前向きに先頭を進むPerfumeの「心」。それがあ〜ちゃんです。

気づけばウソばかりついている自分。周りにもウソを感じる生活。ウソのほうが多いのではないかと疑心暗鬼になってしまうこの世の中。

だからこそ、ウソに対してこれほどまでに不器用なあ〜ちゃんに、私は惹かれます。みなさんもそうではありませんか?



ふー。暑苦しい文章になってしまいました。

かしゆかを主役にすえた、Perfume「心技体」論

のっちを主役にすえた、「のっちの鬼ハケ」を考える

あ〜ちゃんを主役にすえた、正直すぎる「あ〜ちゃんという生き方」

とりあえず今の私にとってのPerfume観察三部作は、これで満足です。

また、私になにかを感じさせて、暑苦しいことを書かせてくださいね、チームPerfumeのみなさん。










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posted by ゴンザ at 20:24 | 静岡 ☀ | Comment(6) | TrackBack(0) | Perfume | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
私はPerfumeは好きですが、あ〜ちゃんについての考察を読んで何故彼女に惹かれないかが分かりました。
「嘘がつけない」「オン/オフの切り替えが出来ない」。その通りだと思います。そしてあ〜ちゃんファンの大半は、そこが魅力と受け止めている様です。

個人的には嘘をつく事は悪い事ではないと思っています。
人を傷付けないための嘘、その場の空気を壊さないための嘘、自分のための嘘。生活をしていく上で大なり小なりの嘘をついていかなければ、自分自身がしんどくなってしまうからです。
嘘は自分の心を守るための手法でもあるので。

でもあ〜ちゃんにはそれ出来ない。
何の武器も持たず丸裸で戦場に行き、ボロボロで帰ってきて打ちひしがれている。そして周りはそんな彼女にいつもハラハラしている様な気がします。

気持ちの切り替えが出来ないのは、社会人としては失格。
何故ならそれが結果的に周りの人に迷惑をかけてしまうからです。
芸能人だから大目に見てもらえているものの、私には彼女がそれを自覚している節が見えません。

あ〜ちゃんは周りに対して誠実というよりも、単に自分の心に対してだけ誠実でいたいのでは。
もしかしたら彼女の頭には「嘘をつく=悪い事!」という図式があるのかなと思います。それ故気持ちの切り替えが出来ない。

まっすぐで不器用ともとれる姿勢かもしれません。でも私には、それが周りよりも自分の気持ちを第一に考えた、自己中心的な幼稚な姿勢ともとれるのです。

※あくまで一個人の勝手な意見です。気を悪くされたらごめんなさい。
Posted by 通りすがり at 2012年04月13日 06:03
あなたはたぶん、このように書いたら、私はいい気持ちはしないだろうな、と思ったのに、わざわざ私の運営するブログにこんなコメントを残したのですね。

「自分の個人的意見だ」ということを付記すれば、人が気を悪くすることも言って構わない、とお考えでしょうか? それはあなたが非難の対象としている「自分に対してだけ誠実で、周りには迷惑をかける」のと同じ行為に思えます。人を傷つけても自分の言いたいことを言わずにいられないあなたは、「幼稚」であり「自己中心的」ということにならないのですか? 人を傷つけることが予想されるなら敢えて「ウソをつく」「黙る」のが社会人としてのあるべき姿だ、というあなたの主張と、完全に矛盾すると思いますが、どうでしょうか。

また主張があるのならば、「通りすがり」で言い捨てていくのではなく、ご自分でブログなりHPを立てて炎上も覚悟してどうどうと言葉を発してください。
Posted by ゴンザ at 2012年04月13日 09:42
>通りすがり

自分の心に対してだけ誠実、それが、むしろ、それだけが周りに対しての誠実さだと自分は思う。

「気持ちの切り替えが出来ないのは、社会人としては失格。」

なるほど、だからそれはPerfumeのアーティスト然とした側面、芸能人ではなく、ね。

周りが迷惑、というのは誰の判断?周りが迷惑してるという根拠は?あなたの勝手な思い込みでしょうがよ。

「芸能人だから大目に見てもらえているものの、私には彼女がそれを自覚している節が見えません。」

大目に見てもらえることを自覚してるほうがタチ悪いに決まってる。

上手に嘘をつき、常に空気を読んでだれにも迷惑がかからない人間、だれがそんな人を応援したいと思うかね?一体だれがそんな人の「うた」を聴きたいと思うのか?

あなたの主張は、自分があ〜ちゃんに惹かれないことを前提としていないか?
Posted by ほし at 2012年04月13日 19:22
いつも見てます。我々ファンが漠然と感じていることを言葉にして的確に表していただいて、いつもありがとうございます。
Posted by いはら at 2012年08月25日 13:31
Perfumeについての三部作読ませていただきました!おもしろかったです。「心技体」の考察がなるほどな〜と思って、次々に読んじゃいました。^^これからもまたよかったら書いてくださいね。失礼します。
Posted by shiyoko at 2012年08月27日 20:20
実は本来のあ〜ちゃんの声は凄くパワフルなんだよね。それこそAIやSuperfly並みに。
だからソロでも十分通用する歌声をある程度封印してまでPerfumeで頑張ってるあ〜ちゃんは素敵。
本当に3人は仲がいいんだね。

自分的にはあ〜ちゃんのルックスは普通くらいだと思うんですよ。
じゃあなぜあんなにも光り輝いて見えるのか?

それは、心の中の純真無垢な優しさが外に溢れているからだと思います。
+とびっきりの笑顔!最高ですよね!!!


3人にはいつまでもPerfumeで頑張ってほしいです。
Posted by lastperfume at 2013年04月30日 19:17
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