2013年04月14日

ライブは午後4時開演にすべし!

最近、moumoonのライブに行ってきました。大変盛り上がり、とてもいい時間と空間でした。

ただそこで、前々から気になっていて、これはやっぱりおかしいんじゃないかと再認識したことがあります。

その日、私は隣になった初対面の女子高生と仲良くお話をしました。彼女はmoumoonを非常に愛していて、高校生で作る非公式ファンクラブの副会長まで勤めているそうです。埼玉から東京までライブ参加に来たと言っていましたが、席に着く早々、時計を気にしていたので理由を尋ねると、「アンコールまで残っていると、家に帰れなくなるので9時20分になったら教えてくれますか? 残念だけど、その時間に帰ります」という返事。

そうですよね。女子高校生がそんな遅くまで出歩くべきじゃないですよね。帰ったっておそらく午後11時頃にはなるでしょう。私も、ごく近くの会場なのにも関わらず、「家につけない」という理由で途中で抜け出したイベントが数多くあります。そういう経験のある人は、たーくさんいるでしょう。

で、思ったのです。そもそも、コンサートやライブの開始時間が遅すぎるんだ、と。

ライブやコンサートはたいてい午後6時開場、午後7時開演です。

私は主催者に聞きたい。なぜ午後7時開演にするのか? もっと早く出来ないのか?と。

この問いに明確に、合理性をもって答えられる人はいるのでしょうか? 「今まで自分が見てきたライブがそうだったから」「会場がそういうタイムテーブルだから」「それが常識だから」。その程度のあやふやな回答しか、持ってないのではないか、と私は疑っています。

どんな理由を出してくるか、ちょっと想像を働かせてみましょう。

・ライブにはリハーサルが必要であり、準備を整えるのに時間がかかる。

これは、あくまでも演者側の都合ですね。時間がかかるなら、朝早くから始めればいいのです。会場の時間割が早朝からではNGとなっているのなら、会場と話し合ってそこから変えるべきであり、観客に自分たちの都合を押し付けてはいけません。会場も主催者も、観客あってのものなのですから。

・午後7時開演ならば、その日仕事がある会社員も、帰りに駆けつけることが出来るから。

こんなことを言ってきたら、それは日本の会社勤めをまったく理解していない証拠です。日本の企業はだいたい午前8:30〜午後6:30くらいの中で定時勤務をしいています。役所など早いところでも帰れるのは午後5時15分で、たいていは午後6時くらいでしょう。定時で会社を飛び出して、午後7時にライブ開場までたどり着ける勤め人が、どれくらいいるでしょうか? たまたまライブ会場の近所に会社がある、一握りの人だけです。

しかも終業直後にスパッと帰れる会社員など、今の日本にほとんどいません。みな、周りを気にしつつ、やっかいな残業が来ないことにびくびくしながら帰り支度をするのです。

では遅れずに、ライブ開演時間に会場にいるには、どうするか。その日を休暇とするか、最低でも午後半休をとる。たいていの会社員はそうしていると思います。


ちょっと視点を変えて、午後7時開演にするデメリットを挙げてみましょう。今まで書いてきたこととの裏表になる部分もありますが、お付き合いください。

<観客にとってのデメリット>
・会社員にとって、勤務時間終わりに駆けつけようとすると、ぎりぎり間に合わない中途半端な時間である。
・終演時刻が午後10時近くなるため、その後自宅まで帰り着くのが困難になる人が多く、途中退席せざるを得ない人もいる。
・帰り時間を気にして、ライブに没頭できない
・夕食をとるのに、開演前は早く、終演後は遅すぎるため、サンドイッチなどの簡単な食事を午後6時頃に済ませることになる
・家路を急がなくてはいけないので、ライブで得た興奮をかみしめる余裕がない

<ライブ会場周辺のデメリット>
・終演時刻が遅いと観客には急いで帰るという選択肢しかないため、交通機関が一気に混雑する。
・夜の音漏れが迷惑になる。

<主催者にとってのデメリット>
・観客が急いで帰るため、アンケートの回収率が低かったり、よく考えての回答になっていなかったりする。
・そのライブに感動しても、観客の帰り時間に余裕がないので、CDやグッズ販売の売上が上がらない
・会場設備撤収が深夜に及ぶ。

ちょっと考えただけで、午後7時開演という因習にはこれだけのデメリットがあるのです。

そこで私は提案します。

ライブは午後4時開演にすべし!

こうすることのメリットを列挙してみましょう。
<観客にとってのメリット>
・午後半休をとれば、会社員には余裕で間に合う時間である。高校生の放課後でもなんとかなるはず。
・終演が午後7時くらいになるので、帰りの交通機関を気にする必要がない。
・未成年が許してもらえる時間に帰れる。
・終演後に夕食をとるのにちょうどいい。
・会場で知り合った人と、ライブの興奮について話し合う時間がもてる。食事や飲みに行くこともできる。

<ライブ会場周辺のメリット>
・観客の帰り時間が分散するので、交通機関の混雑がゆるやかになる。
・周辺の飲食店を昼食、夕食、夜の飲みなどに使う観客が増える。
・音漏れしても、まだ夕方なのでさほどの迷惑にはならない。

<主催者にとってのメリット>
・アンケートの回収率が高まる。
・ライブ後のCDやグッズ販売の売上が上昇する。
・撤収が早めに終わる。
・音漏れが「迷惑」よりも周辺からの興味を呼び「宣伝」になる可能性がある。

コンサートで配るチラシに会場周辺マップや、飲食店のクーポン券、CD・DVDショップや書店の案内などを入れれば、絶対に周辺の店の売上げが伸びます。うるさくて、交通機関を混雑させるだけだったライブ客が、急に上物のお客さんになるのです。

ライブで盛り上がった後、まっすぐ帰るあの寂しさ、むなしさ。みんな絶対、誘い合って何か飲んで食べながら語り、「よかったね!」と言い合って交友関係を広げ、そして少しクールダウンしてから帰りたいに決まってます。午後7時に終われば、ゆっくり同好の志と絆を深め合えるのですよ。

ライブの開始時間、ぜひ早めていただきたい。

なぜこんなメリットだらけのことをやらないのか、本当に不思議です。プロモーション関係にお勤めの方がいらっしゃったら、内部で提案してください。私もいろんなところにこのアイデアを送りつけます。

以上、久しぶりの小論文でした。

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posted by ゴンザ at 10:55 | 静岡 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 小論文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
多分、公務員に合わせているのかな とか、私も色々と考えてみました
でも、おっしゃるとおり納得のゆく答えが出ませんね
Posted by セラミックおじさん at 2013年04月21日 11:54
今更ながら・・・開演は19時で問題ないと思っています。
地方の方には申し訳ないようですが、19時開演だと私の環境でも大抵の会場でギリギリ間に合います。職場は東京西部の中心付近で定時は17:30です。
むしろご提案の解決策は「二時間で終わり、かつ満足のゆくLIVEを組む」ことではないでしょうか。

周りに100本クラスの兵がたくさんいるので麻痺していますが、こんな私でも年間40本近く行っています。CDが売れない時代、LIVEの集客は死活問題でしょう。もし16時開演なら、年間数十本も行くコアFANは恐らくは絶滅します。そうなると首都圏LIVEで生き延びるアーティストも絶滅です。

可能ならば、値段を下げて中身を濃くして早く終る。そうして欲しいと思うLIVE中毒患者は沢山居るでしょう。
残念ながら、年数本しか行けないFANのLIVE活動だけでは業界全体は持たないと思います。
Posted by スー at 2013年07月30日 23:34
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