2013年11月07日

今日のワード:第1類医薬品

医師による処方箋を必要とせずに、消費者が自らの意思で購入できる「一般用医薬品」のうち、副作用等による健康被害に対し、特に注意が必要なもの。2009年施行の改正薬事法で第1類〜第3類の3つに分けられた。1が最もリスクが高く、3が低くなっている。

第1類医薬品は、消費者が購入しようとする場合、現在の法律では「薬剤師による対面での情報提供」が必要である。ドラッグストアなどで「現在薬剤師が不在のためこの薬品は販売できません」という札がかかっていることがあるのは、このためである。

改正薬事法ではこのように、第1類医薬品は対面販売者に限定。
第2類、第3類については「登録販売業者」=「薬屋さん」ならば、扱うことができ、通信販売が可能である。

ただし、法の1ランク下のものと言える「厚生労働省省令」では、対面販売を原則としたため、一般医薬品通販は第3類も含めてすべて「省令違反」となっていた。
ちなみに第3類とは、チョコラBB、イソジン、アイボン洗眼液などである。

この現状に対し大手薬品通販会社ケンコーコムは、ネットでの第2類・第3類医薬品通信販売を行い、
「省令が社会の実情、需要にそぐわない」として訴訟を起こしていた。
その訴訟でケンコーコムが2013年1月に最高裁勝訴を勝ち取ったことから、薬事法における「対面販売の堅持、通信販売の禁止」は事実上の解禁と解釈され、第1類を含め、現在まで販売が行われていた。

政府当局は、この事態を整理するために、規制改革会議と厚生労働省を中心に新しいルールづくりを急いでいた。
安倍首相は「全面解禁に向けて」という姿勢を当初打ち出していたが、今回発表された新ルールは、一切通販NGの品目もあり、新薬については市販後最大3年間は通販禁止など、全面解禁にはかなり遠いものとなっている。

消費者の利便性と、副作用や犯罪利用の危険性。
2つの相反する要素を含む問題のため、今後も紛糾が予想される。

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posted by ゴンザ at 10:47 | 静岡 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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