2012年09月09日

うつ病と双極性障害のちがい

前回の記事で書きましたが、私は双極性障害II型という障害を抱えています。

が、この病名が確定したのはつい1年前くらいのこと。それまでは「うつ病」と診断されていました。20年以上、いわば「誤診」されていたわけです。

しかし、そのことで医師を責めるつもりは毛頭ありません。うつ病と双極性障害は、表れる症状が大変よく似ていますし、検査などで数値的に計る事も難しく、医師は患者の訴えを聞いて診断を下すことしかできないのです。

双極性障害は、躁状態という非常に爽快であったり活動的であったりする「ハイテンション」な症状と、うつ状態という気分の落ち込んだ症状が不定期に表れる病気です。そしてこのうつ状態は、うつ病の症状と酷似しています。うつ病でよく見られる症状が、以下のようなものです。

続きを読む

▼1クリックで救える魂がある!▼(私の魂です)
拍手する   にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 静岡(市)情報へ



posted by ゴンザ at 11:42 | 静岡 ☀ | Comment(1) | TrackBack(0) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月04日

双極性障害ゲノム研究協力

あまり今まで触れたことがありませんでしたが、私は「双極性障害」という、脳の障害を持っています。

一般には「精神障害」に分類されるものです。それほど珍しくはなく、日本では1000人に2人〜7人が罹患しているという統計があります。誤診されやすい障害なので、「実際はもっと多いはず」という説が有力です。

「双極性障害」は、以前は「躁うつ病」と呼ばれていました。

「躁」とは、わかりやすく言えばハイテンション。上機嫌で強気で落ち着きが無く行動的。急に怒り出したりたくさんの買い物をしたりします。普段のその人からは考えもつかないほど、思慮に欠けた行動をして、大喧嘩したり、ひどい言葉を吐くこともあります。

「うつ」は、最近にわかに有名になった「うつ」とほぼ同じです。無気力無関心でひたすら気分が落ち込み、何をする意欲もわかない状態です。

この「躁」と「うつ」が、長いと数年の周期で波のように現れる状態が、「躁うつ病」と分類されていました。うつ病は、文字通り「うつ」の状態が長く続く病気です。そして「躁うつ病」と「うつ病」は同じ病気の、違う現れ方であるという認識が支配的でした。

しかし、近年では「躁うつ病」と「うつ病」とは、そもそもまったく違うものであるという見方が有力になっています。

続きを読む

▼1クリックで救える魂がある!▼(私の魂です)
拍手する   にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 静岡(市)情報へ



posted by ゴンザ at 19:29 | 静岡 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月01日

私の持病は……

さて、ひっさしぶりの【ゴンザの園】の記事です。なんでこんなにずっと書けなかったかというと、ブルックスの「ゴンザの独り言」をご覧の方なら知っているかと思いますが、ずっと病気だったからであります。持病がここ数年悪化していて、やらなきゃいけない仕事をこなすだけで精一杯だったんです。

ゴンザの持病は3つあります。

1つめは、「尿路結石」。20代の頃は1〜2年に1個、石を生産して激痛に見舞われていました。詳しく知りたい方はこちら⇒石と闘い

2つめは、「甲状腺ガン」。首のところにある、新陳代謝促進ホルモンを分泌する臓器「甲状腺」がガン化し、手術で全摘してしまっています。このため、一生ホルモン剤を飲み続けなければ死ぬ体です。詳しくはこちら⇒医療エッセイ。転移していたガン細胞は去年の春、放射線治療を受けて幸い全部つぶすことができました。

そして、3つめが今回長い休みをもらっていた理由となる病。

話題の「うつ病」です。

ゴンザのうつ病歴は長く、初めての発病は二十歳の時です。一浪して大学に入学し、学園祭の運営委員になって秋に激務をこなした後に突然動けなくなって、いわゆる「ひきこもり」のような状態になりました。

当時はまだうつ病という病気もあまり知られておらず、どうしたらいいかわからないまま1年を休学。その後精神科に行って薬をもらったもののあまり効かず、さらに1年休学しました。

そして、なんとなく自然治癒した形で復学・卒業・就職となったのです。

しかし、ゴンザの「うつ病の芽」は摘み取られてはいなかったんですね。就職してからもずっと頭の中に霧がかかったような状態で、仕事もその霧が晴れた瞬間を狙って手早く仕上げる、という綱渡りを続けていました。

2005年あたりからは、また「うつ」が悪化し、やる気が出ない、体に力が入らないという症状にさいなまれ、精神科に通う日々となります。改めてそこで「うつ病」と診断され、様々な薬を試しました。

働きながら通ったクリニックでは、SSRIという薬を服用します。
・パキシル(眠気がひどく使えなかった)
・ルボックス(多少効いたが、しゃっきりはしなかった)
・ジェイゾロフト(アカシジアというひどい副作用が出てNG)

薬が効かないまま、とうとう2008年の2月に、ばったり倒れて会社にも通えなくなり、休職をします。休養をとって少し良くなり会社に一度復帰したのが2008年7月。しかし2008年8月25日にはまた倒れて、再度休職扱いにしてもらいます。

そこから実家での静養と通院で、また体に合う薬を探す迷走が始まります。うつ病の薬は、個人個人の「脳」に合う薬、合わない薬というのがあり、それを一つ一つ試していくのが大変な作業。なにしろ、薬が15種類くらいあり、それぞれ「効く/効かない」が判明するのが、飲み始めてから1ヶ月後くらいなのです。ながーい時間をかけてやる、気の遠くなるようなくじ引きのようなもの。しかも「当たり」があるとは限らないのがこのくじ引きの嫌なところです。

実家近くの大学病院に通いだしてからの薬は、
・トレドミン(SNRI。効いた感じなし)
・アモキサン(ちょっと気分が底上げ。ただし汗がだらだら出る)
・ジェイゾロフト(少量で再挑戦するものの副作用でNG)

このあたりで、もう2009年の4月末になっています。ゴンザ自身にも治らない焦りが出てきますし、医師も「ちょっと困ったな……」という感じになってきます。

ジェイゾロフトの副作用のひどさに泣き付いたあたりで、ゴンザと先生の間で「ここらで入院して、集中的に薬の調整をやって、それでダメなら<電気療法>を試してみよう」という話になります。電気療法というのは脳に電流を流してうつ病を治すという、一種の手術的療法です。

ただ、この時はまだベッドが空いていなかったため、とりあえず「アナフラニール」という薬を試しながら、入院の順番待ちをすることになりました。

待つこと1ヶ月。6月頭になってやっとゴンザの入院が決まりました。

が、皮肉なことにとりあえず飲んでみた「アナフラニール」がゴンザにはバッチリマッチしたようなんですね。入院待ちをしている1ヶ月の間にゴンザはみるみる元気になってゆき、入院日にはすっかり明るくなっておりました。

しかしまあ、せっかくだからきちんと薬の調整をしよう、ということでここから38日間の入院生活が始まります。

元気になって入院してしまったゴンザにとってこの長期入院はひたすら「退屈との闘い」でした。しかし、精神科の閉鎖病棟という特殊な環境での生活は、得がたい経験を与えてくれました。

認知症のお年寄りと一緒に食事をする。自殺未遂で運ばれてきた若者と友達になる。統合失調症の子の悩みを聞く。おなじうつ病患者同士で語り合う。2009年の6月は、ゴンザにとって貴重な夏でした。

色々書きたいことはありますが、それはまたいずれ。

▼1クリックで救える魂がある!▼(私の魂です)
拍手する   にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 静岡(市)情報へ



posted by ゴンザ at 20:42 | 静岡 ☁ | Comment(0) | TrackBack(1) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする