こっちのブログで、ひどいサボり方をしてしまっているゴンザですこんにちは。もう1個、
お仕事でやってるブログの方に、現在は注力中。ゴンザのしょうもない文章を読んでくださる、という方は、そっちへもどうぞ。「Ko」というのが、ゴンザです。ただし、静岡県の地元ネタに特化したブログなので、面白いかどうかは微妙ですが。
さて、最近そのお仕事ブログでゴンザ(Ko)が書いた記事「
ドラえもん神社2」というのが、
ネット上のネタとしてちょっとした話題になったのですが、ほぼ時を同じくして旋風を巻き起こしたのが、「怪物スプー」。
スプーというのはNHKの老舗子供番組『おかあさんといっしょ』のキャラクターの1人。着ぐるみ人形劇「ぐ〜ちょこらんたん」に出てくる何とはいいがたい生き物です。
まずこちらのページで、スプーとはどんなキャラクターか見ておいてください。
⇒
右端の絵がスプー しっかり脳裏に焼き付けましょう。
で、このスプーには「えかきうた」があるのですが、話題を呼んだのは、その歌にあわせて「歌のおねえさん」である「しょうこおねえさん」が描いた絵の、驚くべき完成度。
これまた色々論議を呼んでいる動画共有サイト「Youtube」にて、その動画が公開されていますので、ご覧になってください。
⇒
スプーのえかきうた はいだしょうこvs今井ゆうぞう※遅い回線を使っている方は、開始直後に「一時停止」して、動画データを溜め込んでから見るのがオススメ。
宝塚の娘役で、歌もダンスも一級品のしょうこおねえさんの、あなどれない画力。これは、NHK的に放映して大丈夫だったのでしょうか。テレビの前のお母さん方の爆笑を誘い、テレビの前のお子さん方の恐怖を誘ったのではないかと思います。2006年4月28日の放送事故のようです。
しょうこお姉さんの絵のセンスについては、すでに問題視されていたようで
3年前にもかなりキてる「スプー」を描いています。
そのことを踏まえて動画を見返してみると、えかきうた開始前から、ゆうぞうおにいさんと、しょうこおねえさんのやり取りの「間」がおかしいことに気づきます。しょうこおねえさんは、変なカラ元気を出してますし、ゆうぞうおにいさんは、すでに笑いをこらえつつ「だいじょうぶ? 描ける?」という空気を出しています。
絵に対する苦手意識はあるのでしょう。しょうこおねえさんは終始落ち着きがありません。絵も自信のなさをあらわして小さく、描いている最中はぎゅーっとマジックを握りしめて、必要以上に力が入ってます。描きあげたクリーチャーのデザインは、大胆極まりないものですが。
カメラさんと、スイッチャーさんの行動も微妙です。えかきうた中、映しているのはほとんどゆうぞうおにいさんの絵。最初にちょこっとしょうこおねえさんの絵が出ますが、「まずい!」と判断したのでしょう。すぐにおにいさんの絵にスイッチしています。
しかし、描きおえたら出さないわけにはいかず、最後に満を持して怪物登場。結果的には、じらした上での抜群な大オチです。まさに笑いの神の手がはたらいた奇跡と言えましょう。
ゆうぞうおにいさんの、素の笑いと、必死のリアクションがすばらしい。
「しょうこおねえさんの、
上手ですねえ!」
「がんばりました」
「はい、
画伯」
「はい」
「はい」
「よかった、
描けて」
「はい」
「うん、みんなもえかきうた、やってみてね」(しめて、というおにいさんへの視線)
おにいさん、気の利いた言葉が思い浮かばず、一瞬の間の後
「バイバーイ!」
「バイバーイ!」
カット後、おにいさんからおねえさんへ、あるいはスタッフからおねえさんへ、どんな言葉がかけられたのか、大変気になるところです。
何度か見てみる場合は、前をうろちょろしているクロヤギとシロヤギのリアクションにも注目してみましょう。しょうこおねえさんの絵をみて驚愕している姿に、人形つかいのアドリブの真髄を感じることができます。
NHK教育では、このえかきうたシリーズを続けていくのでしょうか。NHKの放送コード上、アリと判断されるのでしょうか。
もし、続けるとしたら、たぶん視聴率はむやみに上がるでしょう。中でもタイマー録画をする「ビデオ視聴率」がグンと上昇するに違いありません。
現在、芸能界の絵の巨匠といえば、ダウンタウンの浜田画伯、スマップの草なぎ画伯が両巨頭で、その後ろを東幹久絵師が追っている、というのが共通認識ですが、ここへきて超新星の誕生です。
ぜひともしょうこおねえさんには、これら巨匠たちとの対決をしていただきたいと思います。
[追記]
ネットサーフィンをしていたら、しょうこおねえさんのインタビュー記事を発見しました。
⇒ 読売新聞「すてき私流」はいだしょうこさんインタビュー
毎月うれしい“宝物”そしていつも真っ先にすることがある。じっくりと歌詞を読み込むのだ。メロディーにはのせず、ことばを目で追う。口に出してみる。そのうち、頭の中に情景が描き出される――。ある歌では色とりどりの花が咲き、また別の歌では子どもたちと動物が元気に跳びはねる。
たいへんいいお言葉なのですが、あの絵を見てしまった後だと、実際頭の中にどんな情景が描き出されているのか、不安になります。色とりどりの花、子供たちと動物……描いてほしい。
歌が苦手なお母さんたちにメッセージをお願いした。
「子どもは、お母さんが楽しそうにしている姿が大好きです。だから、歌が下手だからとか、上手にうたわなければとか考えて、尻込みしてしまうのではなく、思い切り楽しんでください。歌は心でうたうものです。あ、ちょっとこれ名言!」
そうか……私が間違っていました。結局こういうことです。
絵が苦手なお母さんたちにメッセージをお願いした。
「子どもは、お母さんが楽しそうにしている姿が大好きです。だから、絵が下手だからとか、上手に描かなければとか考えて、尻込みしてしまうのではなく、思い切り楽しんでください。絵は心で描くものです。あ、ちょっとこれ名言!」
心で描くっつったって、あの心は外に出さんほうがいいだろ、などと言ってはいけません。下手だって、苦手だって、その時を楽しむのが一番。自分が楽しむだけでなく、私たちをこんなにも楽しませてくれる、天性のエンターテイナー・しょうこおねえさんに拍手です。